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目次
体育館床張替えでフローリングを着色した例と、色合わせを手掛けなかった事例
みなさんこんにちは、コートラインプロの霜鳥です。
体育館の床がささくれたり、割れたりして張替えが必要になった時、どんな工事が行われているのでしょうか?
流れとしては、危険ヵ所をマーキングし、その後、既存フローリングと同様の床材で張替えていきます。
まずはフローリングを剥がし、下地を調整します。
床材をカットし寸法を合わしていきます。張り込んだら続いて表層を他の床材と同じ高さに削っていきます。
フローリングの表面が滑らかになったら、着色とウレタン塗装と行っていきます。
もし、着色を行わなかったら、継ぎ接ぎのような仕上がりになってしまうでしょう。
本日は、体育館の床張替えの流れをもとに、現場毎の仕上がりの違いをご紹介します。
体育館のささくれとは?どんな状態のことか?
体育館の床のささくれとは、どんな状態なのか?いまいちピンと来ない方もいると思います。
また、工事の流れも説明だけでは分からないと思います。
そこで、張替えについて施工写真を使いながら解説していきます。
まずは、危険ヵ所についてです。ささくれているフローリングをご紹介します。
フローリングのささくれ箇所について
写真のようにささくれは、床材の様々な場所で起こってきます。
長年経過している体育館では、多くの場所で見られます。一枚からの張替えが可能なので、早めに危険を取り除きましょう。
体育館の広さにもよりますが、多いケースでは100枚以上、少なければ5~6枚程度です。
また、下の写真はあまり、ささくれているのか分かりませんが床材の隅の方が長く薄く剥離しかけています。
このような箇所も張替えておくことで、より安全を確保できます。
フローリングの剥がし作業
危険ヵ所のフローリングを剥がしていきます。
剥がす時は、マーキングしといた場所の床材を一枚ずつ剥がしていきます。
ノミを使い丁寧に剥がします。また下地に着いている接着剤なども取り除いていきます。
剥がした後は、写真のように新しい床材が入りやすいように加工します。
フローリング貼り
既存のフローリングと同じフローリングを張っていきます。
樹種や厚みが一緒であれば、張替えた時に、
たまに、全く違うフローリングが貼られている時がありますが、動きが違うので直ぐに欠けてしまうなど意味が無くなってしまっているケースも見かけます。
また、見た目も悪いです。体育館の床に使われているのと同じ材料を使うようにしましょう。
体育館床材フローリング着色塗装
いよいよフローリングの着色塗装です。
既存の床の色に合わせる作業になります。
ただ、床表面の傷みが酷く斑模様になっていたり、染みができてしまっているような床は上手く仕上がりません。
全く同色になる訳では無いことをご了承ください。
体育館の床材について
今回使用したフローリングは、厚みが18㎜の無垢フローリングでした。
ちなみに樹種は現場毎に違います。
体育館のフローリング材は、様々な種類のものがあるので、事前に何が使われているのかを知り、その材料を用意します。
もし、フローリングが分からなければ、事前に計測していただければと思います。
そのうえで、対応可能な床材をご用意します。
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