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目次
なぜ?体育館の床をそのまま放置していると危険なのか?
みなさんこんにちは
コートラインプロの霜鳥です。
体育館床の点検やメンテナンスはしていますか?
何年も点検せずに放置したままにしておくと大変危険です!
もし、現状10年以上もメンテナンスしていないのであれば、体育館のフローリングや下地に深刻なダメージが入っているかもしれません。
安全な体育館にするために、早めのメンテナンスを検討してください。
いまいち、イメージが付かない方も施設を維持管理していくのであれば、どんな状態で劣化していくのか?
そして、どんな危険があるのかを知っておく必要があるのではないでしょうか?
本日は体育館の放置すると起こる床の変化についてお伝えしていきます。
放置するとどうなるのか?
それでは、床へのダメージを放置しているとなぜ危険なのか説明していきます。
劣化の進行が早まる理由も読み取れると思います。
メンテナンスは何のためにあるのか
新築時の体育館の床には、室内で行われるスポーツに対する適度なグリップやクッションがあります。
スポーツを行う方のために、極端な負担が掛からないように、スポーツしやすいように設計されているのです。
しかし、床下地材や床材、そして塗膜性能が無くなってしまったらどうなるでしょうか?
同じ場所なのに滑りやすい場所があったり、滑らない場所があったり、下地の緩みによってぷかぷかと沈む床になってしまいます。
激しいスポーツを行うのであれば、ケガの危険度も高くなってしまうでしょう。
また、床材自体の保護性能も失い、清掃時に使う水分を吸ってしまったり、湿気を吸い込みやすくなってしまいます。
床板の変形や反りを引き起こす原因にもなります。
では床材は何で守られているのか?
床材を長期に渡って守ってくれるものこそ、新築時に体育館に塗られているウレタン塗料になります。
利用者や選手のケガを防ぐにはどうすれば良いのか?
同様にウレタン塗料を塗って適切なグリップに回復させることです。
体育館の床はウレタン塗料が塗られているからこそ、汗や汚れ、摩擦から守られていると言っても過言ではないのです。
一度塗ったらそのまま放置でいいの?
いいえ、ウレタンリコートであれは約3~5年のサイクルで行うことが望ましいです。
運動競技の摩耗によって、徐々に塗装が削られていきます。
初期性能の耐用年数は8〜10年と使用頻度によって違いはあるものの、滑りやすくなったり、床材そのものの伸縮が考えられているからになります。
したがって、一度ウレタンを塗布してもそのまま放置するのではなく、周期的に研磨やリコートを行う必要があります。
パッと見綺麗だからメンテンナンスしなくても大丈夫なのか?
パッと見。光沢があり、ダメージが無いと思われる場合は大丈夫なのでしょうか?
いいえ、症状が目で見えなくても、ツルツルと滑ったり、床材の端の方にき裂が入っている場合があります。
また、表面ばかりでなく内部まで割れている場合もあります。
そのため、最低でも日常点検と業者による定期点検、もしくはメンテナンス計画を立てて行っていく方がいいです。
最期に
また、ライフサイクルの平準化にもなります。
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