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目次
体育館のフローリングは塗装品・現場仕上げ?
仕上げ毎のメリット・デメリットとは?
体育館のフローリング材には塗装品と無塗装品があります。
それぞれどのようなものなのかみていきましょう。
塗装品と無塗装品
塗装品は、工場にて塗装され出荷したものを現場にて張り込みます。
主に表面単板3~6mm程度の複合フローリングとなります。
無塗装品は、塗装されていない白木のフローリングを貼り込んだのち現場にてサンダー掛けを行った上、塗装仕上げをします。
主に単層・無垢フローリング、表面単板6mmの複合大型積層フローリングがあります。
多くの体育館では、後者の無塗装品・現場塗装が主流となっております。
ここでは、体育館床における塗装品・無塗装品のメリット・デメリットをお話ししたいと思います。
フローリング塗装品のメリット
フローリング塗装品のメリットとしては、フローリング目地ジョイント部が、面取り加工されており
目違い等は出ない設計となっておりますので、現場で貼り込んだところで完了となり、現場でサンダー掛け・塗装をする必要がありません。
これにより、工期短縮が可能となります。
また、工場塗装ですので色ムラなどがなく、均一な仕上がりを得ることが出来ます。
ただ体育館というよりは、遊戯室・軽運動場に多く見られます。
デメリットとしては
体育館床で使用されているフローリング塗装品の多くが複合フローリングの表層単板が3mm程度のものです。
そのため、リフォームを行う場合、全面サンダー掛けを行うのは1回研磨するのが限界となってしまいます。
そのあとのリフォームとしては、2~3年ごとに床面の汚れ、塗膜目荒らしだけを行い、1~2回程度ウレタン塗装を施すといった程度のものとなり、リフォームという点では方法が限られてしまいます。
フローリング無塗装品のメリット
リフォームが容易にできることが挙げられます。
単層無垢フローリング、表層単板6mmの複合フローリングが主流ですので下地を気にすることなくサンダー掛け・ウレタン塗装を行うことができます。
これにより張り替えることなく、全面研磨で白木の状態にまで戻し再塗装することで短い工期・低コストで新築時のような状態に再生できます。
もちろん、部分的な補修も可能です。
デメリットとしては、
天然木を使用しているため、季節ごとに吸湿・膨張を繰り返し反り・あばれ・割れといった形状の変化が発生してしまうことにあります。
日常点検での早期発見、適切な対処方法が求められます。
また、近年では工場塗装で中塗り工程までを行った製品も出ております。
現場にて張り込んだ後、全面目荒らし・コートライン引き、上塗りと飯った工程により、一般仕様と比べて工期短縮、施工に伴うゴミの量を削減できるといったメリットがあります。
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