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松岡毅賢
2級建築士/2級施工管理技士/塗装技能士 大学卒業後職人への道へ。古くから木床再生・プール再生などを模索してきた。その後、木材を有効利用し、床の長寿命化を図る木床再生技術の特許取得。有名物件を数多く手がける。スポーツフロア・設備メンテナンスの陣頭指揮をとる総括の役割を務めている。

体育館フローリングサンディング及びウレタン塗装【1987】

事務hori

みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
本日は、1987年(昭和62年)の体育館床研磨塗装事例です。

松岡毅賢
松岡

体育館フローリングサンディング及びウレタン塗装の現場です。
この頃の、フローリングは、無垢のフローリングボードが一般的でした。
複合フローリングや積層フローリングのような寸法安定性はなく、時の経過によって反りやあばれがでる傾向にあります。
それでは、フローリングサンディングご覧ください。

体育館フローリングサンディング及びウレタン塗装詳細

施工場所 体育館床スポーツフロアー
施工内容 フローリングサンディング・ポリウレタン樹脂塗装・スポーツ競技用コートライン引き「バスケットボールコートライン引き・バドミントンコートライン引き・バレーボールコートライン引き・ハンドボールコートライン引き」
目的 スポーツフロアーにサンディングを行いフロアコンディションを回復させる
施工経緯 お客さまからのご依頼

体育館フローリングサンディング及びウレタン塗装施工内容

 

松岡毅賢
松岡

いや~何とも歴史を感じますね。ちょっと昔のことを思い出してウルっときそうです。

施工前の写真がありませんでしたが、サンディング後のようすです。
キレイな白木になっています。

この後、ポリウレタン塗装の下塗りと中塗りを行い、続いてスポーツ競技用コートラインを引いていきます。

実際にスポーツ競技用コートライン引きを行った後になります。
職人さんによって仕上がり確認が行われています。

写真を見ると、ハンドボールコートライン・バスケットボールコートライン・バドミントンコートライン・メインバレーボールコートライン・サブバレーボールコートラインが描かれているのが分かります。

バスケットボールコートライン、今では全然違う形になりました。

最後にポリウレタン塗装の仕上げを行っていきます。

この仕上げによって、スポーツ競技用コートラインが中塗りと仕上げの間に挟まれ、サンドイッチの状態になります。

仕上がったスポーツ競技用コートラインは浮き出た感じになります。

この頃は油性塗料が一般的に使われていました。

写真では簡単に塗っているように見えますが、実はそうでもないんです。

重たい塗料を、広い体育館に塗って行く訳ですから、地味に見えて腰にくるんです。

また、防護マスクや手袋などを忘れる訳にはいきません。

軍手

体育館を密閉状態で塗った空間のシンナー臭はきついですから。

今では、水性塗料や、弱溶剤の塗料があるため、そこまでシンナー臭のきつさが無くなってきましたが、昔の溶剤は正直きつかったです。

特に油性2液の時代にはマスクをしていても目がチカチカしたものです。

職人時代を思い出しながら過去の塗料事情について解説させていただきました。

松岡毅賢
松岡

いかがだったでしょうか⁉
写真の雰囲気で懐かしく思っていただけたら幸いです。
フロアサンディングのご相談お待ちしています。