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松岡毅賢
2級建築士/2級施工管理技士/塗装技能士 大学卒業後職人への道へ。古くから木床再生・プール再生などを模索してきた。その後、木材を有効利用し、床の長寿命化を図る木床再生技術の特許取得。有名物件を数多く手がける。スポーツフロア・設備メンテナンスの陣頭指揮をとる総括の役割を務めている。

プール躯体まで含めた塗装改修【1983】

事務hori

みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
懐かしの施工事例をお届けします。

松岡毅賢
松岡

何とも古いプールの施工写真ですね~
ところで、1983年といえば昭和58年になります。
この頃、既にプールのメンテナンス塗装のご依頼は多かったとのことです。
それでは、懐かしのプール塗装ご覧ください。

プール躯体改修の詳しい内容

施工地域 長野県内
施工場所 学校プール(鋼板プール)
施工内容 既存プールを塗装改修にて再生・躯体改修・ケレン・プールコート塗装
目的 プールをメンテナンス(塗装改修)してより良い状態に

施工の流れ

 

松岡毅賢
松岡

今まで数多くのプール改修工事に携わらせていただきました。
今回、ご紹介するプールは鋼板プールで現在では、ほとんど採用されなくなった躯体です。
それでは施工事例ご覧ください

1983年(昭和58年)のプール改修塗装(鋼板プール)のようすです。

プール施設は1970年代までの、高度成長期に年間1000件以上のペースで建設されていました。
いわゆる、プールの建設ラッシュです。

その時代から30年以上経った現在、学校プール・民間プールの多くのプール施設が老朽化しています。
今後、部分的な改修だけでなく抜本的な老朽化対策が必要になっていくでしょう。

本ページでは題名にもあるように、1983年のプール塗装の写真を掲載しています。
ご参考にしていただければと思います。

ほとんどの現場写真は廃棄されてしまっていたのですが奇跡的に残っていました。

奇跡の写真とまではいきませんが、思い出深いと役職ある方たちが感動していました。

ここで私たちのプール改修について簡単にお伝えします。

私たちのプール塗装の歴史は古く、創業から体育施設関連の工事を行う中、プール塗装も依頼されるようになっていきました。
具体的には1971年頃から受注が始まっていきました。

もちろん始めは、メーカーとタイアップして、しっかりと収められるものからでしたが、その後徐々に大きなプールも任せていただけるようになっていきました。

そのために、プールの部分修繕や躯体の修繕、プールの改修塗装において数多くの実績があります。

コートラインプロでは、プールをより良くするためのお手伝いをしています。

それでは、懐かしいプール塗装の写真ご覧ください。

※ 83年のプール塗り替えの写真です。なんとも古いですね!

プライマー塗布状況

躯体は鋼板プールになります。今では少ない躯体です。

鋼板用プライマーは、エポキシ―ポリアミド系です。

防錆顔料とエポキシ樹脂の付着力によって抜群の防錆力を発揮します。
写真はプライマーを塗っているようすです。

※ 今ではローラでプールコートを塗装しますが、この頃は吹き付けでプール塗装を行っていました。

同じくプライマーを塗っているようすです。

※ プライマー下塗り工程が終わりました。下地処理・タッチアップを行った後にプライマーを塗りました。

全体に下塗り用プライマーを塗布しました。プライマーの塗布完了です。

この後中塗りを行います。

※ 中塗りを行った後の写真です。段々とプールが蘇ってきます。

中塗り完了

中塗り完了後の写真です

仕上げ塗り

仕上げの塗装を行っていきます。仕上げは2回塗ってプールのコースラインを描いていきます

仕上げ塗り完了です。
きれいになりました。

この後、プール用のコースラインを引いていきます。

コースライン塗装

コースラインの塗装をして仕上げます。
コースラインは選手にとっての目印となるため、見やすい色を選ぶことがおススメです。

松岡毅賢
松岡

いかがでしたでしょうか⁉
プール改修やプールコート塗装についてお気軽にお問合せください。