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目次
体育館メンテナンス・コートライン引きについて
みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。
具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。
施工場所 | 公共施設(屋内運動場体育館アリーナ) |
施工内容 | 体育館アリーナ・バスケットボールコートライン変更工事 |
目的 | 既存のバスケットボールコートラインを新ルールに適応させるため部分的に書き換える |
施工経緯 | ホームページからのお問い合わせ |
体育館メンテナンス・コートライン引きのようす
こんにちは、コートラインプロの塩入です。
本日は、体育館アリーナでのバスケットボール・コートラインのライン塗装工事を行っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
皆さん、もうバスケットボールの改線工事はお済みですか?
あっ、なんか一家に1面あるような感じになっちゃいましたね(笑)
冗談はさておき、もう工事内容はご存知ですよね??
こちらの体育館アリーナでは、バスケットコートが3面引いてあります。
トップの写真にて、ワックスが掛けられてあるのがお分かりでしょうか?
一般的にワックスって、美観と床の保護のために使用されるものですが、体育館木床に関しては、大きな落とし穴があるんです。
体育館フローリングにワックス掛けをしてしまうと、
・ワックス塗布後、約1か月で床面はすべりやすくなってしまうため、転倒事故の原因となります。
・ワックスを塗り重ねたため、ヒールマーク(靴についた汚れ)が広がってしまいます。
・ワックス剥離作業時に大量の水を使用するため、フローリングの暴れ・反りなどを起こし、ササクレの原因ともなりかねません。
事例を一つ紹介させていただきます。
【事故概要】 フットサルサークルの練習中、他の学生2名がパス回しをしていた。ゴールキーパーであった被災者 が、パス回しをしている2名の間のボールを途中で奪おうとして飛び込み、背面で床を滑った際に、床 板の一部が被災者の背中に刺さり、負傷した。
【事故の要因】 事故後の現地調査では、体育館の床全面に目隙、段差、割れ、床板・塗装の?離がみられた。このような床板の不具合を生じさせた要因としては、次のものが挙げられる。
☑ 現地調査の時点で大で5mm程度の目隙がみられた。これは、過去に何らかの形で木製床に水が浸 入することで床板が膨潤し、床板同士が相互に押し合う等して初期の施工位置からずれた後に、乾燥 収縮し現地調査時点の状態となったためと考えられる。本体育館では、以前、屋根の防水処理の劣化 によって雨漏りが発生しており、木製床に水が浸入した事実が確認されている。
☑ 本体育館では、25年間にわたり、毎年、年2回の水拭き、洗浄とワックス掛けが行われていた。床 板の不具合により、水分が木製床に浸入しやすい状況下で、洗浄や水拭きを行うことで、床板の反り や亀裂の発生を助長したと考えられる。
☑ 25年間、ポリウレタン樹脂塗料の重ね塗り、全面サンダー掛け後の再塗装、床板の一部・全部張り 替えといった補修又は改修が行われていなかったことや、雨漏りを防ぐための屋根の防水等、床板の 損傷の発生を防止する対策が遅れたことによって、床板の不具合が累積し、事故につながった可能性 があると考えられる。
消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書 【概要】 ?体育館の床板の?離による負傷事故? (消費者安全調査委員会)抜粋
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