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桐生選手100m・9秒98
ついに出たといっていいと思いませんか?
これからの陸上界にはまだまだ有望選手が多いから、この記録を破る選手が必ず現れると思うし、そうならないと、世界との差が開く一方だと思うよね。
そうだね。
桐生選手が日本人初の9秒台を出したことで、今後が楽しみになってきたよ。
また、リレーでは高成績を残しているから9秒台の選手が増えれば、オリンピックの金メダルは夢ではないかもしれないね。
それだけの希望が日本人初の9秒台にあらわれているね。
日本で最初に9秒台に入ることができるとしたら、おそらく桐生祥秀選手であろうと、彼がメディアに登場した時に思いました。
そしてついにその時は、やって来ました。
彼が出した記録9秒98。
もしかしたら遠く遥かかなたの夢物語だと誰もが思っていたことが現実のものとなったのです。
彼のルーツをたどってみましょう。
滋賀県に生まれた桐生祥秀選手は、幼い頃はサッカーの選手です。
しかもポジションはキーパー。
そして本格的にクラブ活動が始まる中学で陸上と出会います。
ですが最初の頃は200メートルなどでまだ短距離の世界には入っていないのです。
そして、桐生祥秀選手のスゴいところは、ズバリ回復力です。
そこまでも腰痛や足のけがなど何度も故障を繰り返していまがその度に復活しています。
さらに、高校は関西に住んでいるなら誰もが唸るあの洛南高校です。
洛南は京都にある超が付くほどの進学校で有名な学校です。
ただ、桐生選手ははスポーツ推薦の枠に所属しているようです。
そして高校の時には、100メートルを直線で取れないトラックで練習しており、その距離は80メートル程。そこを小さいハードルを置いて練習していました。
この練習だけでは走れないと思われるかもしれませんが、彼の足のアキレス腱を鍛え上げる効果をもたらしたのです。
そのことにより、バネとなった腱が地面を蹴り瞬発力が誰よりも早くなったのです。
これが彼の持ち味であるスタートから60メートルくらいの速さの秘密です。
そうしてタイムは10秒01のなんともやるせないところまてたどり着くのですが残念なことにまた故障してしまいます。
ですが持ち前のメンタルの強さとケガに負けない体でついにあの記録を出します。
そして、彼がここまでになるもう1つの要素として、今の陸上界におけるし烈な戦いが繰り広げられていることもあげられます。
例えば、サニブラウン選手、ケンブリッチ飛鳥選手、多田選手、またまだ何人もの選手が9秒台に近づいています。
桐生選手は東京オリンピックの2020年に向けて、現在通っている東洋大学を離れ、実業団に行くかそれともプロの道を選ぶか?その動向が注目されています。
そして近い将来、個人としてメダルを手にする日が来るかもしれません。