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柔道畳撤去・更新工事
みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀内です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。
具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。
柔道畳撤去・更新工事詳細
施工場所 | 屋内運動施設の柔道場 |
施工内容 | 既存柔道畳撤去・新設 |
目的 | 畳表の劣化による交換 |
施工経緯 | お客さまからのご依頼 |
柔道畳撤去・更新施工について
今回の施工レポートは柔道畳の撤去・更新作業です。
屋内運動施設内にある柔道場の畳を交換しました。
現在ではほとんど使われていませんが、住宅で使われていた畳はワラを何重にも重ね作り上げたものが使われていました。
持ち運ぶのがとても重かったと感じていた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
現在では発泡スチロールや塩化ビニールを使用したものが使われているので、重量的にも軽くなっていますしお手入れも簡単になったのではないでしょうか。
住宅で使われている畳はこのような特徴をもっていますが、柔道畳は使用する用途がまったく違うので使われている素材も住宅用とは変わってきます。
柔道はご存知のように1対1で行う投げ技がある武道です。
そのため、投げられた際の瞬間的な衝撃は強くなります。
そのため、衝撃を緩和・分散するような構造でないといけないのです。
使用時だけ畳を敷く場合には設置や撤去を繰り返していると傷や痛みが激しくなります。
また、畳を持ち上げるだけで畳自体がたわむ事で縫ってある糸に負荷がかかり、糸が切れてしまったり伸びてしまうこともあるのです。
上記のような人為的な不具合を減らすためには2人1組で運ぶのがいいかもしれません。
もちろん、稽古や試合を繰り返し行う事によっての劣化も忘れてはいけません。
畳表が劣化する事で足が引っかかったり、つまづく事で怪我を引き起こしてしまう事もあるのです。
柔道用の畳は経年劣化がしにくいですが、使用状況や管理状況によって劣化具合が変わってくるので注意しなければなりません。
柔道畳には全日本柔道連盟が公認しているものを使う事が好ましいです。
衝撃吸収性やすべり抵抗係数・サイズといった規定がありますがほとんどが公認されている製品を使用している事でしょう。
実際に畳の新設ですが、図面を参考にしながら一枚一枚設置していきます。
施設の寸法に合わせて畳が作られているので、端部の方から設置をしないと入らないことがあるので、ただ設置をするだけでなくコミュニケーションをとりながら行う事がとても重要です。
柔道畳を長く使用している、劣化が目立ってきたら交換するタイミングです。
競技をする人が安心・安全に利用できる様に柔道場を所有している施設様は交換する事も検討されてはいかがでしょうか。
既存畳を撤去しているようすです。
撤去後のようす。新しく畳が届きました。
新しい畳を敷き詰めていきます。
完成しました。
いかがだったでしょうか⁉
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