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地方創生への貢献が期待されるスポーツツーリズム、今注目されているイベントとは?
スポーツツーリズムの認知度
スポーツを通した地域活性化とし、スポーツツーリズムやスポーツイベントがあります。
15年前には、スポーツツーリズムに対しての認知度は低かったものの、現在では、『スポーツ観光』『スポーツツーリズム』が認知度高まっています。
グーグル検索においても、その数で見てとれます。
211件だったものが450万件へとヒット数が大きく変化しているからです。
ただ、どのようなスポーツツーリズムが成功しているのか勢いがあるのかは、まだまだ知られていない部分だと思います。
そこで、本日は、勢いのあるスポーツイベント・スポーツツーリズムについてお伝えしていきます。
勢いのあるスポーツイベント
ツール・ド・ニッポン
ツール・ド・ニッポンは、ウィズスポが日本各地の自治体と共同で主催『企画・運営』する自動車レース・ツアーなどのイベントです。
観戦するだけでない、市民参加型のスポーツイベントであることが持前であり、特別な資格は必要なく、エントリーすれば、誰でも好きな時に好きな大会に参加することが可能となっています。
自転車イベントの種類は複数あり、地域ごとに最適な形態でのイベントを開催しています。
また、家族、恋人などが一緒に楽しめるようなサブイベントも同時開催することにより、より多くの集客を実現しています。
開催実績は41回、参加人数合計は32,750人に及んでいます。
開催地は13都県19地域。
2017年には開催回数、規模ともに拡大予定です。
県や市町村をはじめ、15団体がその団体とパートナーになっています。
地元のお店や企業との連携も盛んに行っており、レースに参加した時のゼッケンを、地元のお店で提示すると割引きが受けられるシステムを導入したり、メイン会場に地元、自転車関連のブースを設置しています。
スタート地点には地元産品の直売所を設け、大会を盛り上げ、地元市民と参加者との交流の場を創出しています。台湾からのモニターツアーの予定など、海外からの参加者の誘致にも積極的に取り組んでします。
サイクルクラブによる競輪場を活用した地方創生プロジェクト
サイクルクラブに趣旨は、オリンピックを目指す選手の育成を含めた自転車競技の発展と普及から、地域の方々の健康増進まで広く競輪場を活用して地域振興に役立てることです。
今まで、競輪選手以外には使用されていなかった競輪場にサイクルクラブを通じて市民に一般開放することで、施設価値を上げ、健康促進につながる運動施設としての機能を持たせました。
初心者向けに乗り方の指導、安全教室や自転車を持たない方には自転車の貸し出しも行うことから、気軽に参加でき参加者も増え続けています。
タンデム自転車競技の市民の理解を深める『試乗会』も行われました。
視覚障がい者の方も多く参加し、『50年ぶりに自転車に乗った。風を感じることができてとても気持ちよかった。また参加したい』との声がありました。
大満足だったとのことです。
イベントではサイクリストを集めてアニメ『弱虫ペダル』とコラボレーションし、『自転車レース』を実施(平成28年度の参加者2,484人)。
業界では初の試みになりました。
子供を対象とした『KIDS KEIRIN』を開催(平成28年度の参加者66人)幼稚園生から小学校6年生までの子供たちが、プロ顔負けの白熱したレースを展開。
地元市場より食材の提供もあり千葉の特産品のバーベキュー大会も大盛況となりました。
最後に
いかがだったでしょうか⁉
国は、オリンピックを契機に2025年までにスポーツ産業の拡大を掲げています。
2012年時点の国内スポーツ市場規模は5.5兆円でしたが『みる、する、ささえる』のキーワドを軸に2020年までに10兆円、2025年までに15兆円に拡大することを目指しています。
地方創生としても、注目されているスポーツツーリズム、施設活用のヒントになるかもしれません。
今後の、スポーツツーリズムの取組みに注目してみることが必要かもしれません。
また、今後も定期的にスポーツツーリズムについてご紹介していきます。