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状態が教えてくれるフロアメンテナンスのサイン
フロアの状態によっては、大きな事故の原因ともなり兼ねません。
そのような状況になる前に、正しいフロアメンテナンスを行う必要があります。
フロアコンディションとそのメンテナンス方法をご紹介します。
フロアドレッシング
・ラバーマークが目立つ。
・日常的な清掃に(ホコリ・油脂成分)
木綿のモップにスプレーなどで均一に浸み込ませ、モップ掛けをします。
汚れ・ホコリの除去、汗や油を除去し、滑りにくくします。
ウレタン再塗装1~2回
・塗膜の状態がある程度良好(剥がれていない)であるが、出入口部・使用の激しい箇所で
光沢がない、滑りやすい
・コートラインが所々薄くなっている。
表面を目荒らしした後、ウレタン塗装を行います。
コートラインを補修する場合は、ウレタン塗装前に行います。
ワックスが掛かっている場合、剥離作業が発生しますが剥離剤・水を使用しますので床板を傷める危険があります。
また、ワックス掛けの頻度により、対応できない場合があります。
全面サンダー・ウレタン塗装
・塗膜の剥がれ、床板の地肌が出ている。
・床板に反り、あばれが起きている。
全面をドラムサンダーにて白木に出し、ウレタン塗装(下・中・上塗り)を行います。
コートラインは中塗りと上塗りの間に行います。
通常、油性ウレタンは3回、水性ウレタンは4回塗り仕上げとなります。
全面フローリング張替
・全面に床板の割れ、ささくれ、欠け、隙間が目立つ。
・数回のサンダ―掛けにより、釘頭が出ている、床材が薄くなっている。
下地の状態が健全である場合、フローリングのみ、又は下地合板・根太鋼までを撤去した後、改修を行います。
撤去時は下地材を傷めないようにすると同時に、不具合箇所はしっかりと補修します。
全面改修
・床の不陸がひどい。
・弾力性の低下、床が沈み込む。
老朽化などで床の構成材全体に痛みが激しい場合、下地から改修を行います。
改修は新設時と同様に行います。
施工前には、地盤沈下、コンクリートスラブ面のクラックなどの補修を行う必要があります。
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- フロアコンディション, 天野, 本社