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天野裕士
【資格】木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など 【仕事】床職人及び管理を行っている。公共施設の床工事を数多く手掛けてきた。【お客さまへの想い】適切なスポーツフロアメンテナンスを広めていくことに使命を感じ自身で想いを込めた小冊子を作成。 【本人より】スポーツフロアのお困りごとお任せください!!

状態が教えてくれるフロアメンテナンスのサイン

フロアの状態によっては、大きな事故の原因ともなり兼ねません。

そのような状況になる前に、正しいフロアメンテナンスを行う必要があります。

フロアコンディションとそのメンテナンス方法をご紹介します。

フロアドレッシング

・ラバーマークが目立つ。
・日常的な清掃に(ホコリ・油脂成分)
木綿のモップにスプレーなどで均一に浸み込ませ、モップ掛けをします。
汚れ・ホコリの除去、汗や油を除去し、滑りにくくします。

ウレタン再塗装1~2回

・塗膜の状態がある程度良好(剥がれていない)であるが、出入口部・使用の激しい箇所で
光沢がない、滑りやすい
・コートラインが所々薄くなっている。

表面を目荒らしした後、ウレタン塗装を行います。

コートラインを補修する場合は、ウレタン塗装前に行います。
ワックスが掛かっている場合、剥離作業が発生しますが剥離剤・水を使用しますので床板を傷める危険があります。

また、ワックス掛けの頻度により、対応できない場合があります。

全面サンダー・ウレタン塗装

・塗膜の剥がれ、床板の地肌が出ている。
・床板に反り、あばれが起きている。

全面をドラムサンダーにて白木に出し、ウレタン塗装(下・中・上塗り)を行います。

コートラインは中塗りと上塗りの間に行います。
通常、油性ウレタンは3回、水性ウレタンは4回塗り仕上げとなります。

全面フローリング張替

・全面に床板の割れ、ささくれ、欠け、隙間が目立つ。
・数回のサンダ―掛けにより、釘頭が出ている、床材が薄くなっている。

下地の状態が健全である場合、フローリングのみ、又は下地合板・根太鋼までを撤去した後、改修を行います。

撤去時は下地材を傷めないようにすると同時に、不具合箇所はしっかりと補修します。

全面改修

・床の不陸がひどい。
・弾力性の低下、床が沈み込む。

老朽化などで床の構成材全体に痛みが激しい場合、下地から改修を行います。
改修は新設時と同様に行います。

施工前には、地盤沈下、コンクリートスラブ面のクラックなどの補修を行う必要があります。