- なんだそれ!本物のサーキットをママチャリで競う大会がある - 2018/11/02
- 第4回 TOKYO八峰マウンテントレイルについて - 2018/10/29
- 立川シティハーフマラソン2019について - 2018/10/26
- 千葉市内中学校屋内運動場床改修工事 - 2018/10/16
- 目黒区保育園遊戯室床改修工事 - 2018/10/16
プールの劣化改修事例
みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
前回に引き続き懐かしの施工事例をお届けします。
今回はモルタルプールの塗装です。
痛んだプールをライニングにて再生する方法なんです。
モルタルの表面にプラスチックの膜ができるイメージです。
それでは、懐かしのプール塗装ご覧ください。
モルタルプールFREライニング改修詳細
施工地域 | 長野県 |
施工場所 | 学校モルタルプール |
施工内容 | モルタルプールをライニングにて再生塗装 |
目的 | プールをメンテナンスしてより良い状態に |
モルタルプールFREライニング改修施工解説
躯体はモルタルです。この頃はまだ多くのプールにモルタル躯体が採用されていました。
経年によりクラックやモルタル内部が損傷していきます。
1986年(昭和61年)のプール改修塗装のようすです。
モルタルプールは経年によって、部分的な突起化などがあり底面や壁面が危険な状態になることがあります。
FREライニング工法は、補強材のアラミドクロス、ガラスクロスを用いてエポキシ樹脂で積層し、プールの中に1枚のプラスチック板をしきつめた状態を作り出す工法です。
塗膜厚も厚く、一般的な塗装と比べ約10倍~15倍の厚みがつくことで、優れた耐久性防水層が得られます。
それでは、懐かしい昭和の工事、プール塗装の写真ご覧ください。
※ 写真は下地調整後のようすです。
プール躯体のクラック部を補修した後です。
この後、FREライニングを行っていきます。補強材にガラスクロスを用いてエポキシ樹脂で積層し、硬化後平滑にします。
※ ラインイングを行った後、平滑になるようサンダー掛けを行っていきます。
ガラスクロスライニング前もガラスクロスライニング後においても下地処理を丁寧に行う必要があります。
※ ガラスクロスを塗装にて張り付けていきます。
ガラスクロスライニングを行っているようすです。このガラスクロスが塗膜の強度を高めます。
※ 今ではローラでプール塗装を行うことが一般的ですが、この頃は吹き付けでも行っていました。
プールコート、中塗りと上塗りを行っていきます。
※ 仕上げ塗りを行っているようすです。監督さんが施工を見に来ています。
ライン塗装を行って完成となります。
プール塗装完了しました。
プール塗装の相談、お問合せお待ちしています。