既存床にバレーボールコートを増設した事例

施工場所 学校施設(屋内運動場体育館)床
施工内容 (体育館スポーツフロアー床工事)体育館アリーナ床・バレーボールコートライン新規設置
目的 体育館の床にバレーボールコートラインを設置して競技環境を整える
施工経緯  お客さまからのご依頼

今あるコートラインはいつのもの?

体育館に設置されているスポーツコートラインは、新築時に引かれている場合が多いです。
しかし、スポーツコートを増やしたかったり、新しい競技を行えるようにした方もいます。
そういった方は、ラインテープで対応している事が多いです。
ただ、正規でないことや、ラインが歪むことや、スポーツコートが痛んでしまうことなどで、ラインを書いてほしいとの依頼もあります。
本日は、そういったご要望にお応えしたバレーボールコートの増設工事についてお伝えしていきます。

気を付けなければならないラインテープ剥がし、その理由とは

バレーボールはメインに一面引かれてますが、サブにはありませんでした。
コートは施設によって面数が異なりますが、多くの施設では、メインバレー1面.サブバレー2面設置されています。
コートの代替えとして、ラインテープが貼られていました。このままでは、ラインが引けないため、ラインテープを取り除きます。
この、ラインテープ剥がし、剥がす際には気を付ける必要があるんです。
勢いよく剥がしてしまうと、フロア表面を傷つけたり、ささくれの予備軍を引っ張って欠けさせたりします。
床材を持ってきてしまわないように、ゆっくりと、確認しながれ剥がしていきます。

バレーボールコートの新規設営

その後、バレーボールのコートラインを引いていきます。
既存の状態に引いたとしても、直ぐに剥がれてしまいます。そのため、下地処理を行います。
フロア上のワックスを取り除いたり油や汚れを取り除きます。
また、塗料が密着しやすいように軽く削り出します。
その後、養生をしていきます。

写真は、ラインを引いているようすです。
引き終わったら、仕上げにウレタン塗装を行って完成です。

既存の床にコートラインを引くのは、このように行っているんです。
体育館の床を傷めたくない、テープを使いたくない、真っ直ぐなコートを作りたいといった方には、テープじゃない本格的な工事をおすすめしています。