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教室床改修工事フローリング直貼りについて
みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。
具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。
施工場所 | 学校施設(教室・廊下)床 |
施工内容 | フローリング直貼り |
目的 | 学校施設の新築 |
施工経緯 | お客さまからのご依頼 |
教室フローリング直貼りのようす
施設におけるフローリング貼りではコンクリートの上に直接貼る直貼りや乾式二重床設置した後に、ベニヤ板で捨て貼りをした後にフローリングを貼る工法等ありますが今回は直貼り工法です。
直貼り工法は上記にも書きましたがコンクリートの上に直接フローリングを貼っていきます。
その際にコンクリートとフローリングをくっつけるのに接着剤を使用しますが、多くの人が、木工用や瞬間接着剤をイメージするのではないでしょうか?
接着剤に限らず、物には使用用途によって種類を選ばなければなりません。誤った使い方をすると施工不良や思わぬトラブルを起こしてしまいますので注意が必要です。
そのため、フローリング施工を行う上では木工用や瞬間接着剤といったものは適さないのです。
では、どういったものが適しているのかというとウレタン系やエポキシ系と呼ばれる接着剤を使用する事が多いです。
特徴として硬化した際に伸びる事でフローリングの膨張や収縮に追従する事ができます。
また、化学反応で硬化するので硬化した時の体積の収縮が少ないのでよくあるトラブルとして挙げられる床鳴りを防止する効果もあります。
学校などの公共施設で選ばれているフローリングは無垢フローリングと呼ばれる貼り合わせの無い100%天然木を使用したのが多く、無垢フローリングは季節によって膨張や収縮を繰り返す特徴があるので木材の動きに追従できるという点でもエポキシやウレタンといった接着剤が適しているのです。
たかが接着剤かもしれませんが用途にあった材料を選び、高い品質で施工をするのもプロとして当たり前の事なのです。
フローリングの直貼りの後は接着剤が硬化するまでは不安定な状態なので上から重しをおいて、硬化するまで固定をしなければいけません。