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目次
山梨県内高校体育館の床不良箇所の部分貼り替え・補修・クリーニング・塗装終了しました
みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。
具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。
施工地域 | 山梨県 |
施工場所 | 体育館床スポーツフロアー |
施工内容 | フローリング不良ヵ所張り替え・コーキング打ち・反復横跳び用ライン・ウレタンメンテナンス・隙間処理 |
目的 | スポーツフロアーの不良ヵ所を張り替えとウレタンメンテナンスを行い安全性を向上させる |
施工経緯 | お客さまからのご依頼 |
1月に現調させていただきました山梨県内の高校さまの体育館の床改修工事ですが、本日終了しました。
今回の改修内容
1.床不良箇所(危険箇所)の部分張替え約20箇所
スポーツフロアーのフローリングにササクレや欠けが見られた箇所を張り替えました。
下記の写真を見てもらえば分かるように、フローリングに隙間がありますよね!
これはフローリングが湿度の影響によって伸縮したことでおこったと思われます。
無垢のフローリング材はフローリングの中でも湿度の影響を受けやすい材料です。
その場所の気候風土にもよりますが、湿度の影響によって、隙間や反りが発生します。
2.床不良箇所の部分張替え約3㎡
出入口付近のフローリングは痛みが酷く、経年変化によってグレーになっていました。
この変色は木材を形成しているリグニンと呼ばれる成分が失われることで起きます。
リグニンは細胞間の接着や細胞壁の強化に係わっている物質で網状高分子化合物でもあります。
そのリグニンは紫外線を吸収すると、分解されていきます。
雨などに洗い流されることで、灰色化が進んでいきます。
これを繰り返すことで木材の奥まで灰色になっていくのです。
この灰色化、いわゆる風化といわれるものです。
灰色になったフローリングを放置すると、欠けやささくれになりやすいので、張り替えを行いました。
特に雨避けが取り付けられていない出入り口付近は、雨が入り込むので直ぐにふき取るなどの対策が必要です。
3.体育館端部コーキング部分補修
体育館のフローリング廻りに隙間が設けられているのをご覧になった方も多いのではないでしょうか?
この隙間には通常ゴムが埋められていたり、コーキングがされています。
体育館のように広い面積では、フローリングの伸びに対して何らかの隙間を設けないと、壁を押してしまうことがあります。
この力は強く、点検口が開かなくなったり、壁を壊していまうこともあります。
今回は、ゴムが取れてなくなっていたり、痛んでいたためコーキングを行いました。
4.床隙間部分補修
隙間がところどころに見られたので、パテ処理を行いました。
処理するヵ所に養生を施し埋めていきます。
キレイに仕上げるためです。
5.床全面クリーニング
本工事はスポーツフロアーのコンディションを回復するために行いました。
フローリング不良ヵ所の張り替えや劣化ヵ所を修繕し、ウレタンにてトップコーティングを行います。
ウレタン塗装を行う際、下地処理を入念に行う必要があります。
下地処理が仕上がりにも影響を与えます。
6.床全面UC「ポリウレタン」塗装をおこないました。
スポーツフロアーを構成する部位・部材のメンテナンスを行った後、ポリウレタンにて塗装を行っていきます。
光沢が無くなっていたスポーツフロアーもキレイに蘇りました。
- 投稿タグ
- ウレタン塗装事例, フロアメンテナンス事例, リコート事例, 保坂