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体育館床張り替え及び床金具交換
みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀内です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。
具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。
体育館床張り替え及び床金具交換詳細
施工場所 | 体育館床スポーツフロアー |
施工内容 | フローリング不良ヵ所張り替え・着色塗装・床金具天蓋交換 |
目的 | スポーツフロアーの不良ヵ所を張り替えて安全性を向上させる |
施工経緯 | お客さまからのご依頼 |
体育館床張り替え及び床金具交換について
体育館の床張り替えと床金具の交換を行いました。
体育館で使用されているフローリングの多くが無垢のフローリングで工場で生産されるカラーフローリングと違い、湿気の影響を受けやすいので隙間や反りが発生することがあります。
また常に伸縮を繰り返していることから割れてしまう事もあります。
ただ、無垢材の場合研磨をすることができるのでメンテナンスする上でコストの面からみてもとても優れています。
さて張り替えに戻りますが、どうしても施設を休館にすることができない、予算的な問題があるといった場合は簡易的な補修方法としてパテを埋めてフローリングの破損部分を直す方法があります。
確かにパテを使用する事で、フローリングのの欠けや割れ・隙間を一時的には直せますがフローリング自体の強度が回復している訳ではないので注意が必要です。
今回の場合はフローリングの張り替えなので心配する必要はありませんが、新しく貼るフローリングも床下地にしっかり固定をしなければなりません。
その際に用いるのが特殊張りといわれる工法になります。写真を見ていただければ分かりますが、
貼り終えたフローリングに何カ所か黒い丸があります。その部分に特殊張りを施してあるのです。
特殊張りをする事で新しいフローリングも床下地にしっかりと固定されます。
その後は周りのフローリングとの不陸を調整して、フローリングを保護する塗装を行い、フローリングの張り替えは終了となります。
次に床金具の交換です。
金具自体が劣化することは少ないですが、床金具を固定しているコンクリートの劣化や床金具に直接重い物を落としてしまい床金具が割れグラグラする床金具を塞いでいる天蓋が何故か無い・金具を固定しているビスが数本欠損している不具合が多く発生しています。
特に床金具がグラグラするようなら重い支柱を刺した時に不安定になる恐れがあるので早めに点検交換してください。
ビスの欠損や天蓋が無いといった事も事故につながる恐れがあります。
ネットを挟んだスポーツをするときには支柱を支える床金具はとても重要な役割を果たします。
支柱自体の不具合も気を付けなければいけない問題ですが上記のような不具合がある、気になる場合には早めに対策を取りましょう。
コートラインプロでは床金具に特化した専門のサイトもあるので、そちらも参考にしていただければと思います。
体育館のフローリング不良ヵ所を剥いだようすです。
新しいフローリングに張り替えました。
破損した床金具の天蓋を交換しました。
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- フロアメンテナンス事例, 体育館床金具事例, 保坂, 本社