剣道は何時始まった⁉

剣道が生み出されたのは江戸中期

剣道が生み出されたのは江戸中期の頃で、天下泰平の時代に殺傷を目的とした剣術をより競技性を高めた武道へと変化させたのです。
古来より武士の教えに「文武両道」というものがあり、剣術に変わる人を殺めない為の修練に剣道というものがこの頃に考案されたのです。

そして江戸末期には日本武徳会という連盟が発足し、本格的な競技として浸透して行きます。

明治時代には大会を催する程に盛んになりますが、昭和に入って第2次世界大戦に敗戦するとGHQの意向により剣道が禁止され一時は衰退の一途を辿ります。
同じ剣術であるフェンシングが認められていた事が、剣道を武道でありつつもよりスポーツ性を高めた競技へと発展させる事になり、結果的に国内での剣道の活動が再開出来る様になります。

日本武徳会は戦後解散させられますが、後任に日本剣道連盟が創設され、その役割を引き継ぎます。
現在は剣道も国際大会が開かれる程に普及しており、40カ国が大会に参加しています。
日本国内でトップレベルの剣道家の殆どは警察関係の方で占められています。

それは警察官になる必須項目に剣道がなっている事が大きい要素だと言えます。
その為に修練を充分にされている警察の方が上達されているのはむしろ必然かもしれません。

オリンピック種目にはならない?

剣道はオリンピックの種目になっていませんが、それは国内の連盟が「剣道がオリンピック種目になれば、心身を修練する武道の精神の道から外れ、勝利至上主義や商業主義へと向かう危険が大きいから」との見解を示しています。
但し、日本での意思はそうですが海外の剣道連盟はやはりオリンピック種目に選出されたいという意向がある様です。
剣道に限らず、日本古来の柔道、空手などは相手と対峙する時にお互いの出方を窺い合う静止状態が起きますが、武道を理解されていない海外の方からすると、それが休んでいるとかサボっている風に見られ、間合いを探り合う静止が無駄と判断されてしまう傾向にあります。

かつての御前試合では見合ったまま2時間位微動だにしない事はざらにあったようですが、時代の流れと共にそれが反則行為と見なされている昨今であります。
そういう意味でも剣道の間合いが理解されてから、オリンピック種目なる事が剣道にとって望ましい事なのかもしれません。