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体育館の各部名称と設備の名称
体育館の室内の名称や器具の名称はご存知ですか⁉
体育館の設備や各部の名称って知らない所がありますよね~!!
そうなると不具合が起きていても施設管理者さんにどのように説明すれば良いのか分かりません。
実際に、【キャットウォーク】のことを”体育館の2階の細い通路”【クライミングロープ】のことを”吊るされているロープや綱登り”などど表現される方がいます。
まだ、理解できるので、それほど問題にならないと思いますが、中には何のためのものなのか分からない設備もあるでしょう。
そこで、体育館の名称や設備についてご紹介します。
部屋などの名称
アリーナ
体育館でスポーツ活動を行う空間。
ただ、スタンドも含めた施設全体を指す場合がある。
柔剣道場
柔道・剣道を行う空間。
柔道場となるスペースには、柔道畳が設置され、剣道場となるスペースにはフローリングにコートラインが引かれている。
多目的ホール
スポーツだけでなく、コンサートや展示会に併用されている。
ただ、照明や音響、フロア性能など、目的によって必要とされる設備が異なる。
近年建てられている体育館の中には、可動席などが設けられる場合があり、活用の幅が広がっている。
トレーニング室
各種マシンが設置されているスペース
筋力マシンをはじめ、有酸素系マシン、体幹用マシン、下半身筋力トレーニングマシン、上半身筋力トレーニングマシンなどがある。
エントランス
建物の出入り口がある表玄関のこと。
体育館のメインの出入り口で、正面玄関となる場所。
観客席
観戦するための座席。
観客が利用する。
席には移動式や固定式があり、性能的には、衝撃耐久性・クッション性・保温性を兼ね備えたものがある。
キャットウォーク
体育館に設置された梯子を登った所にある2階の狭いスペースや座席回りなどの狭い通路のこと。
中にはマラソンを行えるようになっている施設もある。
同じような名称に犬走りもあるが、ドッグランとは言わない。
ちなみにキャットウォークは現代建築になって使われだした用語で、犬走りは石垣の崩落を防ぐことが目的で設置されたものと考えられている。
体育設備の名称
吊りバトン
主に舞台用の装置。
ロープ引昇降式、ウィンチ昇降式、電動昇降式などがあります。
照明器具を吊り下げるものや、議題や旗、背景幕等を吊り下げるものがある。
緞帳
舞台にある幕の一つ。舞台を隠すために設けられている。
最近では、使用されないこともあるが、演奏を終わりと始まりを示す。
間仕切りネット・防球ネット
球技を行う際、空間を仕切るネット。
体育館のスペースを分割して使えるようになるため、当たり前に設けられている。
また、体育館の内装を守るためにも使われている。
最近ではフットサル競技の利用を目的として、四方に設置される体育館も増えている。
防護パッド
スポーツフロアの柱や壁に設けられる壁面防護用のマット。
利用者を怪我などから守ることを目的に安全対策に利用されている。
肋木
梯子状の体操器具。
現在、利用されることも少なくなってきている。
指導者が減っていることで、改修時に撤去するケースもある。
昇り降り・横への動きなどで使われるのが一般的。
後ほど記載するがクライミングウォールができる肋木が誕生している。
床金具
スポーツフロアの床に設置される体育器具を設置する金具
バドミントン用、バレーボール用などがあり支柱を取り付けてネットを設置する。
また体操競技用などもある。
クライミングロープ・吊縄
固定式の吊り縄やレール収納式の吊り縄がある。
ロープによじ登ったりぶら下がったりして全身の筋力・バランス力を鍛えるためのものです。
クライミングウォール・肋木クライミングウォール
クライミングウォールとは、突起(ホールド)のついた人工の壁面を手足のみを使って登っていくスポーツです。
肋木にクライミング用のボードを取り付けたものを肋木クライミングウォールといいます。
跳び箱・補助マット・跳躍板
器械運動に使用する器具で、踏み越したり、またいだり、乗り越えたり、手をついて跳び越したり、倒立したり、転回するなど各種の運動が行われる。
跳躍板は、板ばねを内蔵し合板の弾性を利用する構造をもつ踏切板で、固定式とスプリング式があり、スプリング式のものは「ロイター式踏切板」と呼ばれています。
補助マットは、跳び箱のダイナミックな着地の勢い,衝撃を和らげる効果があります。
ソフトマット
体操・走り高跳び等に使用する合成スポンジマットです。
裏面に滑り止め帆布を使用した滑りにくいものもあります。
バスケットボール器具
固定リング
FIBA公式ルールでは、高さ305cmに水平に設置された内径45cmのリング(リム)と
それに取り付けられた白い紐で編まれた下方へボールが通過可能な約45cmのネットで構成される。
コート面に垂直、エンドラインから120cm内側の上方に、平行に設置された幅180cm高さ105cmの
長方形で平らなバックボードに、リングは、15.1cmのフランジを介して取り付けられている。
バックボード
大きく分けて、プラスチック(アクリルなど)とし、透明の単一体(透明板)
FRP(強化プラスチック)とし、防水性のあるもの(FRP板)
木材とプラスチックを張り合わせたもの及び合板(木板)の3種類があります。
FRP板及び木板の表面の色は白とし、透明板の下縁・側面には白のパッドを取り付けなければなりません。
移動式バスケット装置
車輪を利用して移動する車輪移動形バスケットゴールです。
伸縮式バスケットゴールとも呼びます。
吊下式バスケット装置
フロア上でハンドル操作(電動スイッチ)により、天井部に繰出・収納が行え
前方吊り上げ式バスケットゴールとも呼ばれます。
壁面式バスケット装置
フロア上でハンドル操作(電動スイッチ)により、繰出・収納が行える折り畳み式(ジャバラ式)と固定式があります。
高さ調節式バスケット装置
フロア上でハンドル操作により、バックボード・ゴールリングの高さ調整が行えます。
これにより、ミニバスケットボール対応可能です。
電光得点表示装置
屋内競技向けの得点表示システムで各種競技に適したものがあり、キャスターに付いた移動式のものや多彩な競技表示が可能なタイプがあります。
支柱
バレーボール・テニス・バドミントンの競技用ネットは張るための支柱です。
各競技の床金具に支柱を差し込み使用します。
素材はスチール、アルミ、カーボン、ステンレスがあります。
スチール製
錆に弱い。価格面は一番安い。
アルミ製
錆に強いがたわみにに弱い。
カーボン製
たわみに強いは価格が高い。一番軽量。
ステンレス製
錆に強い。
審判台
主にバレーボール・バドミントン・テニス・卓球用があり、
座席の高さ調整機能タイプもあります。
得点版
布製のものに数字が記載されており、めくることで得点を表示するタイプと
木製フラッシュ板にポリカーボネート製数字板掛替式があります。
折り畳み式ボールカゴ
整理用具であり、バスケットボール、バレーボールなどを収めることが出来ます。
カゴの高さ、サイズも種類がありキャスター付きです。
折り畳んで収納することもできます。
バドミントン用マット
国内外の大会で使用するコートマットです。
材質は塩化ビニール樹脂、ポリエステル短繊維なのでグリップや衝撃を吸収します。
基本的に1コートでシート4枚、ファスナーによりジョイント部を留めます。
カラーはグリーン、コートラインは白が一般的です。
コート運搬車
フロアシートの積み込み・保管・運搬する台車です。
オプション品として、巻取りバー・巻取り用ハンドルが付属します。
ハンドボール用・フットサル用ゴール
ハンドボールゴール
ハンドボール用のゴールです。
床止め金具、打ち込み杭付きがあります。
折り畳み平面的に収納できるタイプもあります。
フットサルゴール
フットサル用のゴールです。
折り畳み平面的に収納できるタイプもあります。
椅子収納台車・舞台装置
椅子収納台車
ステージ・舞台下に備えられている台車で、体育館備品・椅子等を収納・運搬する台車です。
舞台装置
ステージ・舞台上に備えられている装置です。
緞帳・暗幕・舞台装飾・吊バトンなどがあります。
電動式で昇降させることが出来ます。
鏡・トレーニングミラー
超耐衝撃性ガラスです。飛散防止シート貼りもあります。
壁面に取り付けられ、未使用時には引き戸によって保護することができます。
トレーニングミラーは、キャスターが付いており移動することが可能です。
ポータブルステージ
収納できるステージです。
簡易的な折り畳みのできる収納タイプから
壁面へ電動・手動で折り畳み収納できるタイプもあります。
ステップ・アルミステップ
ステージの昇降時の移動階段です。
木製階段もございます。
柔道畳用運搬車
柔道畳を運搬・収納することができる台車です。
低鉄棒
体育館用の低鉄棒です。
支柱Φ60.5mmとΦ28mmのバーから構成されています。
ポールバー整理台
キャスターが付いており、支柱を乗せたまま移動できる台車です。
床・壁面に取り付け・固定式のものもあります。