- なんだそれ!本物のサーキットをママチャリで競う大会がある - 2018/11/02
- 第4回 TOKYO八峰マウンテントレイルについて - 2018/10/29
- 立川シティハーフマラソン2019について - 2018/10/26
- 千葉市内中学校屋内運動場床改修工事 - 2018/10/16
- 目黒区保育園遊戯室床改修工事 - 2018/10/16
こんな施工もしています。OAフロア工事

企業やパソコンが多くおいてある場所に行ったときに気になったことがあってさ。
パソコンのコードがほとんど無かったの!

それはOAフロアーという床の施工をやっていたんだよ。
OAフロアはコードやコンセントの煩わしさを解消してくれるとても便利な床工事だよ。
オフィスなどではどんどん導入がされているんだって。
コートラインプロは体育館スポーツフロアーや体育設備設置・メンテナンス以外にも事務所などの床工事も行っています。
他にも公共施設や集合住宅・戸建て住宅などの床下地工事~フローリング張りまでを行っています。
コートラインプロはスポーツフロアーの施工や体育設備の設置工事から始まった会社です。
創業から体育館床工事を行っていく中で、徐々に一般床へと広がっていきました。
先日はテナントビルにてOAフロア・タイルカーペット工事を行いました。
コートラインプロではさまざまな床を施工しています。
施工前、既存床の状態です
まずは、既存タイルカーペットの撤去からです。
テナントでは、基本的にコンクリート又はPタイルの上にタイルカーペットが貼られています。
タイルカーペットはピールアップボンドといって「粘着剥離型接着剤」で貼られています。
漢字を見るとなんとなく意味が解るような解らないようなものですが、要は、いつまでも粘着性を失わない性質を持っているために、張り替えや撤去が容易に行えるというボンドです。
ただ、容易に剥げるはずのこのボンドも接着の度合いを考えなければ、後からカーペットが剥がれないなどの問題が発生してしまいます。
そうなると1枚剥ぐのも一苦労です。
幸い今回は簡単に剥げました。
※白いシートがクッションシートです。隙間なく敷き込みます。
全部撤去してから、クッションシートを敷き込みます。
このシートで床面の不陸を吸収するとともにOAフロアパネルのズレを防止します。
いよいよ本題のパネル敷き込みです。
プラスティック樹脂製の250角、高さが93mmのパネルです。
今回使用したのは三洋工業(株)マジックフロア 3000N仕様です。
高さはこれ以外に38mm、49mm、68mmがあり、2000Nがあります。
このNとは、ニュートンの略で、耐荷重性能となります。
例えば、3000Nでは1㎡あたりの集中耐荷重がおおよその目安として200~300kgになります。
仕様用途によって耐荷重を検討する必要があります。
一般的な用途分類としては
・3000N(軽荷重用)
一般的な事務室やOA機器・パソコンなどの軽量機器用
・5000N(重荷重用)
重量機器用コンピューター室、機械室、サーバールームなど
OAフロア部とコンクリート面はステンレス製の框を取り付けます。
バッチリです。
このNも2000~6000まであります。
それと、パネルにもいろいろ種類があるんです。
プラスティックからステンレスなどなど、工法にもレベル調整の効かない置敷型とレベル調整が効く支持脚付の床高調整型があります。
今回は置敷型のOAフロアとなります。
いやぁ、OAフロアも奥が深いですねぇ。
余談ですが、このOAとは ネットワークや電話などの配線空間を設け、二重構造の床にした仕様のことです。
フリーアクセスフロア、二重床、OA床、フリーフロアなどとも呼ばれています。
OA「Office Automation」の略でコピー機やFAX,コンピューターなどの情報機器を用いて事務作業を効率化する事を言います。
だいぶ工事も進んできました。こうして見るとパネルの模様がキレイです。
所々 パネルが開いている箇所はフロアコンセントを付けるためにわざと開けてるんです。
決して敷き忘れたのではありません。
仕上げ
段差部はアルミスロープを取り付けます。台車転がしても大丈夫。
今回、お客様の意向により7種類のタイルカーペットのデザイン張りです。
割り付け図もお客様自らが作成されました。すごいです。
おかげさまで高級感漂う事務所が完成しました。
- 投稿タグ
- フローリング床下地施工, 保坂, 鋼製床下地, OAフロア