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天野裕士
【資格】木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など 【仕事】床職人及び管理を行っている。公共施設の床工事を数多く手掛けてきた。【お客さまへの想い】適切なスポーツフロアメンテナンスを広めていくことに使命を感じ自身で想いを込めた小冊子を作成。 【本人より】スポーツフロアのお困りごとお任せください!!

フローリング危険ヵ所張り替え及び研磨塗装について

事務hori

みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。

天野裕士
天野

具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。

施工場所 学校施設(屋内運動場武道場)床
施工内容 武道場床改修工事(フローリング危険ヵ所張り替え・無垢フローリング研磨・スポーツ競技用コートライン引き・剣道用コートライン引き)
目的 バスケットボールコートラインを新ルールに対応させるため
施工経緯  お客さまからのご依頼

フローリング危険ヵ所張り替え及び研磨塗装のようす

花便りも伝わる今日この頃、皆さんお変わりございませんか。

こんにちは!! コートラインプロの天野です!!

神奈川県のとある高校様武道場での床工事を応援してきました。
去年の冬に一度、現地を見させていただいています。

武道場の床ということで、写真のようなフローリングのササクレ箇所を気にされておりました。
その時は、応急処置としてラインテープにて対応させていただきました。(赤テープ)
そして、いよいよ先の春休みにて改修工事を行う事となったのでございます。

工事内容は、フローリング損傷箇所を部分的に張り替えたのち、床全面を研磨・塗装いたします。
驚いたのが、前回見させていただいた時よりも損傷箇所が増えていることでした。

まさか、見落とすはずのない大きなササクレが何か所もあったんです。。。
やっぱり、定期的な点検が大事なんだなぁとつくづく思い知らされたのでした。
こちらの武道場、剣道にも使用されているという事ですので。

柔剣道場フローリングメンテナンス

万が一のことを考えただけでもゾッとしてしまいます。

その他にも出入り口部が先々月の大雨の影響でなのか、床がプカプカ浮いた感じがするという事でしたのでフローリング下の捨て張り合板まで剥いでみました。
ご覧のように、木組床下地です。なんでもこの武道場は築36年だそうです。

この床下地、木製床下地というだけあって、木束に大引き、根太、下張りまで全て木製なんです。
体育館での木組床下地は、現在では鋼製床へと変わり新築の体育館では滅多に見ることができません。

ふぅーん、なるほど。実際に構造を見てみると勉強になります!!

この下地、構造物が木材ですので膨張収縮により床のレベルが狂いやすく、修正も困難なんです。
剥いでみたところ、木束、大引き、根太に異常は無く、どうやら捨て張り合板が水分を含んでしまっているようでしたので、新しい合板にて復旧ですっ!!

この後は研磨作業へと入っていきます!!
また、取り急ぎご報告までに!!