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スポーツ施設床材に見られる5つの改修方法とは⁉
みなさん、こんにちは
コートラインプロです。
多くの体育館が建設から、時が経ち改修が必要になっています。
その改修工事は、耐震改修から始まり、内部の屋根構造の崩落防止やバスケットボールゴールの崩落防止といったことが行われてきました。
そして、今、床改修が求められています。
床改修は普段からも行われているのですが、床研磨塗装や床金具の交換と言った内容に限られることがほとんどです。
また、地方自治体毎の、メインとなる体育館において行われていることが多く、地区の体育館などは、なかなか行われていないのが現状です。
日頃から適切なメンテナンスが行われているのであれば、床のコンディションも良いのですが、全く行われていない場合であれば次のような、不具合が見受けられるかもしれません。
床メンテナンス不足による不具合例
☑ 床金具回りのフローリングが、ネット支柱によって傷だらけ、それがきっかけでフローリングに欠けが。
☑ メンテナンスが行われていないことで塗膜が完全に摩耗し、フローリングの地肌が散見してしまっている。
☑ スポーツ競技用のコートラインが摩耗によってかすれてしまい、見えにくくなっている。(滑り止め機能を発揮するウレタン塗膜が完全に消耗しまっている状態)
☑ スポーツフロアの周囲を取り巻くゴムが無くなっている、または途切れている。
☑ フローリングに破損がある。
☑ 長い間のフローリングの伸縮によって、目地に反りやあばれ、すき間が生じている。
☑ 床金具が開かない、破損している。
☑ 床鳴りがする。
☑ 床がぷかぷかする。
どうでしょう⁉
このような不具合は決して少なくありません。
メンテナンス不足は、適切なメンテナンスが行われている床と比べ、早期の張替、下地補強などが必要になってきます。
当然ですよね!
まずは理解を深めてください
体育館、床板剥離の負傷事故から床のメンテナンスの必要性が浸透してきています。
ただ、まだ知らない人もいます。
今一度、理解を深め、どのような床改修工事を行えば良いのかを検討してください。
どのような体育館床改修工事が行われているのか⁉
1.現在、床改修工事として行われているのが、全ての床を撤去して更新する、床リフォーム
2.一部のフローリング床材を張替て、塗装にて再生させる床研磨塗装(スポーツフロアサンディング)工事
3.定期的にリコーティングをするリ・サーフェス
4.既存のフローリングの上から更にフローリングを張る、重ね張り(重量を考慮する必要があります)
5.既存の床下地を調整し、床研磨塗装を行う、部分的な改修と共に床を再生させる工事
最後に
いかがだったでしょうか⁉
もし、家の外壁が痛んできたら、塗装を行って長持ちさせるように、スポーツフロアにもメンテナンスが必要です。
外壁の場合、放置すれば、表面が変色し塗膜自体も無くなってきます。
その後は、素地まで痛み雨漏りへと繋がっていきます。
体育館では、雨は降りませんが、日ごろから人が運動したり飛び跳ねたりと、その使用環境は過酷です。
だからこそ、メンテナンスは必要不可欠なのです。
もし、新築からほとんどメンテナンスをしてこなかったのであれば、早めに専門の業者に見てもらいましょう。
一つの不具合が、大きな不具合へと繋がっていく場合もあるからです。
早め早めのメンテナンスが体育館床のコンディションを良好に保つ秘訣であると同時に、コストを抑えることにも繋がるのです。
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- フロアコンディション, 天野, 本社