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保坂司
【資格】2級施工管理技士/1級フローリング技能士/木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など【仕事】床職人歴20年のベテラン、体育館床・スポーツフロアはもちろんのことマンションや公共施設の床工事を数多く手がける。現在も職人&営業で奮闘中。【想い】ビジネスパートナ様と共に伸びゆくために取り組んでいきます。【本人より】為になる記事を精一杯書いていきますので読んでいただけたら嬉しいです。より良い提言・より良い提案ができるよう更なる知識の向上に励みます。

体育館床工事・スポーツフロアー不良ヵ所部分張り替えについて

施工場所 学校施設(屋内運動場体育館メインアリーナ)
施工内容 体育館床工事・スポーツフロアーメンテナンス(フローリング不良ヵ所張り替え)
目的 既存スポーツフロアーのフローリング不良ヵ所を張り替えて安全性を向上
施工経緯 お客さまからのご依頼

体育館床工事・スポーツフロアー不良ヵ所部分張り替えのようす

体育館の新築から10年以上経過すると、スポーツフロアにもダメージが見受けられるようになります。

今回の体育館は、床がたわんでしまい、張替えた事例です。
この体育館も10年以上経過していて床の状態はというとウレタン塗料が摩耗し、トップコートは既に無くなっています。そのため、汚れを防ぐ防汚性能がありません。
床が黒ずみコートラインはかすれています。

できれば、張替えてから研磨してウレタン塗装をした方が良いのですが、今回は予算の都合上、たわんだ場所の張替えだけになります。

丸鋸を入れて剥ぎ、その後、フローリングを張ってきます。
フローリングは、剥いだ場所と同じ大きさにカットし、張っていきます。
写真のようにラインも無くなってしまたので、補修します。

その後、張替えた部分のウレタン塗装を行って完成です。

ただ、表面の耐久性や防汚性、運動競技のためのグリップ力は失われているので、本来であれば、研磨塗装して仕上げることが望ましいといえます。

劣化が起こる前に、ウレタントップコートでメンテナンスをすることで、研磨塗装や床改修などの大規模工事が先送りでき、早期に必要になりません。

スポーツフロアの表面に必要とされる、性能を取り戻し、新築のように輝きのある体育館になります。
スポーツフロアの状態が良好なほど、下地処理に手間が掛からず、費用を抑えることができます。

3年に1回くらいでメンテナンスすることで、床の補修費用が高くならずに済み、きれいな床のまま10年や、20年と迎えることができます。