The following two tabs change content below.
霜鳥 裕達
【資格】2級施工管理技士/1級フローリング技能士/木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など【仕事】床職人歴20年以上になります。まだ小さかった頃、母親が自分を背中にしょってダボ打ちをしていたそうです。【想い】大切な会社、携わる方と共に成長し、幸せにしていきたいです。またホームページやメールマガジンでより良い情報をお届けします。もっと分かりやすく伝わる記事が書けるよう頑張ります。

凄いぞ!笠置町ボルダリング!

スポ女チエ

京都にある笠置町って所がスポーツで有名だって話を聞いたんだけど、なんのスポーツが有名なの?

shimotori

ボルダリングって聞いたことある?
フリークライミングの一種なんだけど、この笠置町は他にはない天然の岩を使ったボルダリングができるという事で、一躍有名になったんだ。
自然豊かな場所っていうのも魅力的なんだよ。

全国各地には数多くの自治体が存在しており、特産品や観光名所、歴史的建造物を県外の方に知ってもらい、地方をより活性化しようと地方創生推進事業が行われています。
そんな地方創生推進事業の中には、スポーツ資源を活かして取り組んでいる所もあります。

それは京都府笠置町です。
西日本最小の町ともなっており、人口は、約1400人。
2015年度の出世率はなんと0%となっており、ニュースにも取り上げれる程、過疎化が進行している町なのです。

そんな小さな町の人たちが地域を盛り上げる為に作った映画こそ「笠置ROCK」なのです。

笠置町は希少な天然のボルダリング岩が数多くある事で、この映画が誕生しました。

ストーリーは売れないロックミュージシャンがロックフェスの下見に笠置町を訪れます。
しかし笠置町で開催されるロックフェスとはなんと岩を登る大会であるボルダリングのロックフェスだったのです。

「ロック」違いに気が付き町を去ろうとする主人公はボルダリングに打ち込む町の女子高生と出会い、町の過疎化や人口減少の話を聞きボルダリング大会に出場する事になったのですが、突拍子もない行動で町の人たちを巻き込んでいく事になるのです。

どうですか?面白そうじゃないですか?

この映画には笠置町の方約300人も参加されており、心の底から笠置町の活性化を望んでいらっしゃいます。
また劇中で30年以上踊られる事が無かった笠置音頭が再現された事で、2017年には30年ぶりに笠置温度が復活する程となっています。

この笠置ROCKの「ROCK」にはさまざまな意味が込められているのです。

まずは音楽のロック、岩のロック、そして町の誇りを意味するロックと、小さい町ながら人々の力強さと自然が溢れる素晴らしい魅力が満載となった映画となっています。
映画の上映によって、これまで京都府民ですらなかなか足を運ばなかった笠置町の知名度は大きくアップし、京都のみならず県外からも多くの方が訪れるようになりました。

町の人達の優しさや美しい大自然が満載の笠置町は一躍、人気のある町となったのです。

町を活性化させる方法は数多くありますが、笠置ROCKのような方法による地方創生も新しいジャンルとして、今後確立されていくと思われます。