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天野裕士
【資格】木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など 【仕事】床職人及び管理を行っている。公共施設の床工事を数多く手掛けてきた。【お客さまへの想い】適切なスポーツフロアメンテナンスを広めていくことに使命を感じ自身で想いを込めた小冊子を作成。 【本人より】スポーツフロアのお困りごとお任せください!!

船橋市体育館スポーツフロアウレタンメンテナンスについて

事務hori

みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。

天野裕士
天野

具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。

施工場所 学校施設(屋内運動場体育館)床
施工内容 (体育館床メンテナンス工事)ポリッシャー研磨・ポリウレタン樹脂塗装
目的 滑りやすくなったスポーツフロアーのグリップ力を改善し競技に適したコンディションにする
施工経緯  お客さまからのご依頼

船橋市体育館スポーツフロアーウレタンメンテナンスのようす

春風に誘われて、外出の機会も多くなりました。
お元気でしょうか。
コートラインプロ天野です。

コートラインプロのウレタン塗装メンテナンス「リ・サーフェス」の施工の様子をお伝えします。
体育館のフロアー面が滑りやすくなったために、グリップ力を改善し競技に適したベストなコンディションにしたいというご依頼です。
確かにトップ写真、見るからに滑りそうな漢字です(汗)
よーし、今日も元気に頑張るぞぉ、ご安全にぃ!!

工事の流れをご説明させていただきます。
まずは、ポリッシャーにて表面の目荒らし作業です。
ポリッシャーは、皆さんご存知ですよね??

ポリッシャー掛け
そう、コンビニエンスストア―でよく目にするあれです!!
この機械、モーターでフロアパッド・ブラシ、今回のようなペーパーを取り付け回転させることで効率的に床面の洗浄、床ワックスの剥離作業を行うためのものなんです。

私たちのような床工事業者は、もっぱらフロア面をペーパーで目荒らしするためによく使用しておりますが。
この作業が重要でして、目荒らしすることで塗料の密着を高めるんです。
こちらの体育館、ラインテープがところどころ貼ってありましたので綺麗に取り除いていきます。

体育館専用のラインテープでしたので剥ぐのは楽でしたよー。

施設によっては、ガムテープが貼られている、、、なんてことも(涙)
ウレタン塗装工事は、2日目に行いますので、目荒らし完了箇所にて部分的な密着テストを行います。

コートラインプロでは、このような密着テストを必ず行います。

密着は悪ければ、下地処理方法を再度練り直して、密着不良を100%防ぐんです。
この周到さもコートラインプロ品質の一つです。

また、ワックスが塗布されている床面でのウレタン塗装メンテナンス「リ・サーフェス」は対応でき兼ねる場合がございます。
それは、ワックスの程度にもよりますが、ウレタン塗装する際にワックスが少量でも残っておりますとウレタン塗料は密着不良ですぐ剥がれてしまうんです。

ワックスを取り除くには、ワックス剥離を行うのですが、この作業が木床にとっては脅威なんです。
強力な薬品と大量の水を使用しますので、状況によってはフローリングのヤケ・シミ・アバレ・反りなどの原因となってしまうためリスクが大きいんです。

コートラインプロでは、こうした場合、研磨塗装工事をお薦めしております。先程の密着テスト、見事合格でした。
この後いよいよウレタン塗装工事に入ります。