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いいレース、いい記録が生まれる時って自分一人の力だけではなく、会場の雰囲気や他の選手も関係するものだよね?
競泳の場合、選手のペース配分が重要だね。
先行タイプと、追い上げタイプなど様々なタイプがいるので自らの得意な形でレースを進めるのが勝てる秘訣につながるのでは。
それでも、限界を超えた泳ぎやライバルとレースをしたときにいい記録も生まれるものだよ。
2017年世界水泳が終わり水泳選手たちは次の戦いへと準備を進めています。
競泳はタイムの勝負ですが、やはりみなさんが気になるのは順位の方だと思います。
そこでタイムで感動するレースではなく何度も見たくなる競泳のレースを紹介していきたいと思います。
まず1つ目は2016年リオ五輪の男子200mバタフライです。
水泳界のボルトとも言えるマイケルフェルプスそして萩野公介のライバル瀬戸大也選手に注目していました。
実況の人ですらそのように思っていたはずです。
最初の50mはハンガリーのシェー、マイケルフェルプス、そして瀬戸大也の順で折り返して選手たちはフェルプス以外は横一線で泳いでいました。
150mのターンをしてラスト50mになった時瀬戸大也選手はなんと3位十分なメダル圏内にいます。
しかし、ラスト25mで順位を上げてきたのは日本の坂井聖人でした。
ジワリジワリと1位のフェルプスとの差をつめて、なんと6位から2位つまり銀メダルを勝ち取ったのです!!
しかもフェルプスとの差は0.04秒!あの水の怪物をとことん追い込んだと言っても過言ではないでしょう!
ゴールタッチした瞬間テレビの前の人達はこれからの水泳界を担う新たな人材を見たのですから。
2つめは2014年にアジア大会韓国仁川で行われた男子200m自由型です。
日本のエース萩野公介選手と中国の孫陽選手、韓国のパク・テファン選手は中長距離に強い選手です。
萩野、パクテファン、孫陽のデットヒートを繰り広げます。
最初のターンではほぼ同じでしたが、最後のターンでは萩野選手が1位の孫陽選手との差が0.93もありました。
およそ身長一個分くらいでしょう。
しかし、萩野選手美しいドルフィンキックで潜水し、ラストスパートをかけます。
バタ足のビートがギアチェンジをするかのように上がっています。
1位と2位の差は0.05秒、日本新記録を打ち立て萩野公介選手は金メダルをもぎ取りました。
これはラストスパートをかけるハラハラドキドキ感が何回見ても味わえるレースです。
やはりスポーツ全般に言えることですが、最初から圧倒的1位を見せつけられるより、ギリギリで大どんでん返しがある方が面白いですよね! ではこの辺で失礼します