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みなさん、こんにちは、コートラインプロのチエです。
定期掲載のスポーツコートのサイズ・大きさシリーズです!今回はハンドボールの寸法及び規格についてだよ!
ラインの寸法や名称などをお伝えするよ!
目次
ハンドボールコートの寸法および規格
ハンドボールコートの寸法
コートは長さ 40m(小学生の場合は 36mが標準)、幅 20mの長方形で、2つのゴールエリアと 1つのプレーイングエリアで構成される。
長い辺をサイドラインと呼び、短い辺のうちゴールポストの間をゴールライン、ゴールの両外側をアウターゴールラインと呼ぶ。
一方のチームが有利になるように、コートの特性を変えてはならない。
ハンドボールコートの周囲のスペース
コートの周辺には、サイドラインに沿って幅 1m以上、ゴールラインの後方に幅 2m以上の安全地帯を設けなければならない。
ライン
コート上のすべてのラインは、そのラインが囲む領域に属する。
ゴールポストの間のゴールラインは幅 8cmそれ以外の各ラインはすべて幅 5cmである。
隣接する領域を区画するラインの代わりに、隣接する領域の床の色を変えることもできる。
1) ゴールエリアライン
各ゴール前にゴールエリアを置く。ゴールエリアライン(6mライン)はゴールエリアの境界線を示し、次の要領で引く。
ゴールの前にあるゴールエリアは、3mの直線:ゴールラインから(ゴールラインの後端からゴールエリアラインの前端まで測って)6m離れたところに、ゴールラインと平行に引く。
2つの四分円弧:(ゴールポストの後内側の角を中心とした)半径 6mの円弧で、長さ 3mの直線とアウターゴールラインを結ぶ。
2) フリースローライン
フリースローライン(9mライン)は破線で、ゴールエリアラインより 3m外側に引く。線の長さも、その間隔も 15cmである。
3) 7mライン
7mラインは、ゴール正面に引いた長さ 1mの直線である。ゴールラインから(ゴールラインの後端から 7mラインの前端まで測って)7m離れたところに、ゴールラインと平行に引く。
4) ゴールキーパーライン
ゴールキーパーライン(4mライン)は、ゴールの正面に引いた長さ 15cmの直線である。
ゴールラインから(ゴールラインの後端から 4mラインの前端まで測って)4m離れたところに、ゴールラインと平行に引く。
5) センターライン
センターラインは、両サイドラインの中点を結ぶ。
6) 交代ライン
各チームの交代ラインは(サイドラインの一部で)、センターラインから 4.5mの距離を示すポイントまでである。センターラインと平行に、サイドラインの内側と外側にそれぞれ 15cmの長さで引いたラインで、交代ラインの終点を明示する。
タイムキーパーとスコアラーが交代ラインを注視できるように、オフィシャル席とベンチを設置しなければならない。交代ベンチよりもオフィシャル席をサイドラインに近づけるが、サイドラインより 50cm以上離さなければならない。
コート | 競技場のゴール以外の部分 |
---|---|
センターライン | 両サイドラインの中点を結んだライン |
サイドライン | 競技場の縦の 40mの区画ライン |
アウターゴールライン | 競技場の横の 20mの区画ライン |
ゴールライン | アウターゴールラインのうちゴール内の部分 |
ゴールエリアライン | ゴールエリアを区画するゴールから 6mの位置に引かれたライン |
フリースローライン | ゴールエリアの外側に 3mの距離に引かれたラインで、 フリースローのときに攻撃側が越えられないライン |
7mスローライン | ゴールラインから 7mの距離に引かれたラインで 7mスローを行うプレーヤーが越えられないライン |
ゴールキーパーライン | ゴールラインから 4mの距離に引かれたラインで ペナルティースローのときにゴールキーパーが越えられないライン |
ゴールエリア | ゴールエリアラインで区画された、 ゴールキーパーだけが入ることが許される地域 |
交代地域 | センターラインからそれぞれ 4.5mずつの地域で、 競技場への出入場が許された地域 |
交代地域
交代地域は、サイドラインの外側で、センターラインの延長線から左右方向に各チームベンチの終端までであり、場所に余裕があるときはベンチの後方も含む。
センターラインから 3.5mの位置に、チームベンチの始端を設置する。
この位置は「コーチングゾーン」の始端でもある。
チームベンチ前のサイドライン付近(センターラインから少なくとも 8m)には、いかなる物も置いてはならない。
サーフェスの材質
競技規則では特に規定はないが、一方のチームが有利になるように、コートの特性を変えてはならない。
本来インドネシアの競技で、木材の床、ゴム系舗装等使用されているが、屋外(国体のときは一部屋内も使用)ではクレイ舗装等がある。
※競技規則に記載は無い。
競技施設
ゴール
各アウターゴールラインの中央にゴールを設置する。
床またはゴール後方の壁面に、ゴールをしっかりと固定しなければならない。
ゴールは内のりで高さ 2m、幅 3mである。
ゴールの枠は長方形でなければならず、内のりで対角線の長さが 360.5mとなることを意味する。(360cm以上361cm以内で、1つのゴールにおいて 0.5cm以内でなければならない。)
ゴールポストの後面はゴールライン(およびアウターゴールライン)の後端に一致し、したがってゴールポストの前面はアウターゴールラインより 3cm前に位置することになる。
ゴールポストおよび、これを連結するクロスバーは、同質の素材(木材、軽金属、合成物質など)で作られ、その断面は角を 4±1mmの円で丸めた 1辺 8cmの正方形である。
また、コートから見えるゴールポストとクロスバーの 3面を、対照的な 2色で帯状に塗り、背景からも目立つようにしなければならない。
同じコート上の 2つのゴールは同色でなければならない。
ゴールポストとクロスバーが連結している角は、それぞれの方向に 28cmの長さで同色に塗る。他のすべての部分は幅 20cmの帯状に色を塗る。
ゴールネット
ゴールに入ったボールがすぐに跳ね返ってきたり、ゴールの外に抜け出たりしないように、ゴールネットと呼ばれる網をゴールに張らなければならない。
必要なら、ゴールラインより後方のゴール内に、追加のネットを張ることもできる。ゴールラインから 60cm以上、約 70cm離れた位置に、この追加ネットを張らなければならない。
ゴールネットの奥行きは、上部でゴールラインから後方に 0.9m、下部で 1.1m、誤差はいずれも 0.1mでなければならない。
網目は 10×10cm以下でなければならない。
少なくとも 20cmごとに、ネットをゴールポストとクロスバーに固定しなければならない。ボールがゴールネットと追加のネットの間に入っていしまわないように 2つのネットを互いに結んでも良い。
防球ネット
アウターゴールライン中央付近で、ゴールの後方へ約 1.5m離れたところに、幅 9~14m、床から高さ 5mの垂直な防球ネットを張らなければならない。
ハンドボールのゴールは、㈶日本ハンドボール協会競技用具検定規程に適合していなければならない。
照明
屋内では 800ルックス以上必要である。