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霜鳥 裕達
【資格】2級施工管理技士/1級フローリング技能士/木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など【仕事】床職人歴20年以上になります。まだ小さかった頃、母親が自分を背中にしょってダボ打ちをしていたそうです。【想い】大切な会社、携わる方と共に成長し、幸せにしていきたいです。またホームページやメールマガジンでより良い情報をお届けします。もっと分かりやすく伝わる記事が書けるよう頑張ります。

ホテル・食堂フローリング研磨について

事務hori

みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀内です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。

霜鳥裕達
shimotori

具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。

施工場所 宿泊施設(休憩場)床
施工内容 古床サンダー掛け
目的 塗装に際し床研磨を行う
施工経緯  お客さまからのご依頼

ホテル・食堂フローリング研磨のようす

メンテナンスの観点から使用されている場所は少なくなってきましたが、歴史あるホテルや食堂・宿泊施設などではまだまだ人気の高いフローリング。

他の物では出せない高級感が多くの施設の方に好評いただいています。
それでも不特定多数の方が土足で歩行したりする事で木の表面は劣化が見られます。

経年劣化による色の楽しみ方もありますが、多くの場合は無塗装なのでこういった施設の場合には適していません。
しかし、研磨した後にそのまま塗装してもクリアーなので高級感を生み出す事も難しい。

そんなときはフローリングに着色をして高級感あるフローリングにするのです。
あらかじめフローリングを研磨してキレイな素地を出します。

その後木部専用の塗料を何回か塗布します。

無垢のフローリングは1枚1枚吸い込みが違うので、1回塗装しただけだとムラが出てしまう事があります。
そのため何回か塗装をして均一に仕上がる様にするのです。

素地の色を楽しみたい方にはフローリングの保護を兼ねたクリアー塗装がおススメですが、高級感などを出したい方には着色・クリアー塗装がいいかもしれません。
クリアー塗装にも艶あり・なしが選べますので施設の雰囲気にあったものがいいですね。

写真をみていただけれればわかる様に塗装前は全体的に色あせて、黒ずんでいるのが確認できます。
しかし、研磨するだけでこんなにもキレイになるのです。

これが本来のフローリングの色になります。
こんなにキレイになってさらに着色・クリアー塗装までするのでお客様への印象度アップ間違いなしです。

フローリングが黒ずんできたといったお悩みやメンテナンス方法が分からない・フローリングに高級感を生み出したいといったご相談喜んでお受けします。
サービス業は人が接するソフト面と施設の維持・管理といったハード面に分けられます。

これからの時代はソフト面だけでなく設備投資など少しでも快適に過ごしやすく印象の面でもウエイトを占めるハード面が重要になるのではないでしょうか。