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ラグビーの始まりと歴史について!
ラグビーというスポーツが誕生したきっかけは、19世紀にイギリスにあったパブリックスクール「ラグビー校」でのフットボールの試合中、ウィリアム・ウェップ・エリスという少年がボールを抱えて敵陣に走り込んだ事からとされています。
只、実際はそれに関する証拠の裏付けが不明解らしいのですが、美談好きの日本ではこの説が広く浸透してしまった様です。
ラグビーの強豪国であるオーストラリアやニュージーランド、南アフリカは嘗てイギリス領であった事から、現地の人を教育するのにラグビーというスポーツが一役買う事になったとされています。
ラグビー特有の強靭な肉体と精神を要求される部分が、人の育成に大いに役立った訳です。
そして各国とも今や本場イギリスを凌ぐ強さを誇り、特にニュージーランド代表は「オールブラックス」という愛称で親しまれ、試合前に彼らが行う「ハカ」の舞踊は恰も神聖な儀式として多くのラグビーファンを魅了して止みません。
ラグビーの特徴として楕円形のボールの存在は欠かせず、牛や豚の膀胱を使用した事がこの形状になったという説もある様ですが、ゲームをよりスリリングにする要素としてどっちに転ぶか判らない楕円形のボールを採用したというのが今の所有力な説とされています。
ラグビーは団体球技の中では最多の15人同士でゲームを行って来ましたが、近年では7人制ラグビーが考案され、オリンピック種目にも採用されています。
ゲームの簡素化と試合時間短縮を追求した末に生み出された制度です。
まだ発足したばかりで今後ルール改正が行われるかも知れませんが、定着さえすればこれまでとは趣の違うラグビーを楽しませてくれるカテゴリーになる筈です。
日本におけるラグビー
日本におけるラグビーの立ち位置は、一昔前だと青春ドラマの友情や更生に焦点を当てた、汗と涙の象徴というイメージに特化していたと思います。
そして90年代に発足した「サッカーJリーグ」に大きく水を開けられ、日本での人気は永らく低迷していましたが、ラグビー界にも五郎丸歩というスター選手が出現した事と、2015年のWカップで予選ながら強豪南アフリカ代表に劇的勝利を収めた事で一気に注目を集めます。
2019年のWカップ開催国は日本ですので、ラグビー界には千載一遇の好機とし、この流れを離さずにいて欲しい所です。
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