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ボクシングの歴史

みなさん、こんにちはコートラインプロの堀内です。
本日はスポーツの歴史シリーズです。

いろんなスポーツがあるけど、意外にスポーツの歴史って知らないですよね!
今回はボクシングの歴史をご紹介します。
ボクシングの起源に関しては諸説ありますが、紀元前4000年ごろから古代エジプトの軍隊でつかわれていたことがわかっており、紀元前3000年ごろのエーゲ文明の遺跡からもボクシングの図画書かれたツボが発見されています。
古代ギリシャの古代オリンピックではボクシングは正式種目で、全裸にオリーブオイルを塗り、こぶしには鋲を皮で包んだグローブのようなものを着用していたそうです。
当時はラウンド制ではなく、どちらかが戦闘不能、ギブアップによって勝敗がつけられていました。
ローマ時代になり、奴隷同士をコロッセウムで戦わせ、それを見世物として行われるようになりました。
観客を喜ばせるためどちらかが死ぬまで戦わせました。
時には床に書かれた円の中で戦わせることもあり、これがリングの起源とされています。
しかし、残忍すぎたため禁止となり、再びボクシングが盛んになるのは17世紀後半になってからのことでした。
中世代、イタリア、オランダなどヨーロッパで護身術として細々と行われていたようですが、剣による護身が主流だったため一般的には定着しませんでした。
剣の携帯が一般的でなくなったころから徐々にイギリスで賞金を懸けた形で復活の兆しが見えだします。
1743年、近代ボクシングの始祖とされるジェームス・フィグの後継者であったジャック・ブロートンにより、7章のルールブック「ブロークンコード」が発表され、ベルト以下の打撃の禁止、腰より下の抱え込みの禁止、倒れた相手への攻撃禁止、ダウン後30秒以内に立つことができなければ負け、リング(直径25フィートの円形、硬い土の上)などがルールとして制定されました。
また、怪我防止用にグローブも開発されましたが、実際の試合は素手で行われ1754年に死者が出たため、イギリスでは禁止となりました。
しかし富裕層や貴族の支持が根強く、フランスやベルギーなどで試合は行われていました。
1867年に、現在のルールの元となるような、3分1ラウンド、ラウンド間に1分の休憩、グローブの着用、ダウンしたものが10秒以内に立ち上がれないとKO負けという「クインズベリールール」が発表されました。
グローブを着用するなどルールに則って覇権を争う現代方式のボクシングが確立したのは、1892年のジョン・ローレンス・サリバン対ジェームス・コーベットの世界ヘビー級タイトルマッチといわれています。