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アーチェリーの歴史

みなさん、こんにちはコートラインプロの堀内です。
本日はスポーツの歴史シリーズです。

いろんなスポーツがあるけど、意外にスポーツの歴史って知らないですよね!
今回はアーチェリの歴史をご紹介します。
夏季オリンピック競技種目の一つとして、世界中で行われているアーチェリー。
日本では弓道という種目がありますが、同じ弓矢を扱う種目ではありますが、その成り立ちや性質というのは大きく違います。
アーチェリーの歴史は、有史以前にまで遡ると言われ、紀元前2万年頃、旧石器時代と呼ばれる時代に狩猟の為に弓矢が使われたのが始まりと言われています。
それから狩猟を中心に戦争などの武器として使われ続け、現在のような競技としてのアーチェリーが始まったのは歴史からすればつい最近、16世紀になってからのことです。
当時のイギリスの王であるヘンリー8世が、アーチェリーのコンテストを開催したのがきっかけと言われています。
この頃は銃の発明によって弓矢が武器として使用されることは減り、王家や貴族達の間で狩猟などに使われることが主流になっていました。
現在の形式のアーチェリーが確立されたのは1800年代に入ってからのことで、イギリスやアメリカを中心に盛んに行われ、1900年のパリ大会において正式種目となり、1920年のアントワープ大会まで採用されていました。
その後、正式種目からは外れ、1972年のミュンヘン大会で再び正式種目として採用されています。
当時はまだ個人種目で、現在の団体種目が追加されたのは1988年のソウル大会からです。
日本におけるアーチェリーですが、日本では弓道が普及していたため、洋弓であるアーチェリーはあまり普及せず、アーチェリーが本格的に行われるようになったのは、1950年代になってからです。
1947年に現在の日本のアーチェリー競技を統括する全日本アーチェリー連盟の前身団体が設立されるまでは、全日本弓道連盟の一部門として管理されていて、競技人口も認知度もそれほど高くありませんでした。
しかし、1950年代以降は団体の独立や世界大会などでの競技者の活躍もあり、日本国内におけるアーチェリーの地位というのも向上しています。
アーチェリーは、使用する道具を使い分けることによって、年齢や体格、性別などを問わず始めることが出来るスポーツです。
インドアでもアウトドアでも行うことが出来ますし、とても間口が広いスポーツと言えます。
アーチェリーの歴史がここまで続いているのも、そんな理由も関係しているのは間違いないでしょう。