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霜鳥 裕達
【資格】2級施工管理技士/1級フローリング技能士/木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など【仕事】床職人歴20年以上になります。まだ小さかった頃、母親が自分を背中にしょってダボ打ちをしていたそうです。【想い】大切な会社、携わる方と共に成長し、幸せにしていきたいです。またホームページやメールマガジンでより良い情報をお届けします。もっと分かりやすく伝わる記事が書けるよう頑張ります。
霜鳥裕達shimotori

1級フローリング技能士、床工事歴25年のフロアアドバイザーの霜鳥です。本日は、黒ずんでしまった床を再生した事例をご紹介します。実はこういった状態、利用頻度の高い施設で多く見受けます。どうやれば黒ずんだ床を再生できるのでしょうか?床を再生して綺麗にしたい方は、ぜひご覧ください。

子育てルームフローリング床研磨塗装について

施工場所 学校施設(子育てルーム)床
施工内容 フローリング劣化ヵ所張り替え・フローリング補修・無垢フローリングサンダー掛け・ポリウレタン樹脂塗装
目的 既存の床フローリングを再生してキレイにする
施工経緯  お客さまからのご依頼

フローリング劣化ヵ所部分張替え

子育てルームの床研磨事例です。
公共施設の床、フローリングが黒ずみ暗くなってしまうことは、よくあります。
特に利用が多い場所では、この現象が起こりやすいといえます。

新築時の床は、コーティングされていて汚れが着いても落としやすいのですが、長く使っていると、表面のコーティングが摩耗し汚れが着きやすくなってしまいます。
例えば、汚れを巻き込んだ手洗いの水や汗、給食をこぼすといった事が挙げられます。

暗くなってしまう理由は、光沢がなくなって、光が反射しなくなることや、黒が光を吸収するためです。

光が入射した際に一部が吸収され、残りは反射されません。そのため、光が床に当たっても、黒ずんだ部分に光が吸収され、反射される光が少なくなります。

これらの汚れを取り除くためには、研磨や張替えいます。

研磨で汚れを落とし、塗装することで、表面の光沢を回復させることができます。
貼替えでは、防汚性能が高く明るい色の床材を使用することで、部屋全体の明るさを保つことができます。

子育てルームフローリング床研磨塗装のようす

まずは、劣化した床を部分的に張替えます。
特に床が劣化してささくれると、危険です。
もし、気づかずに、裸足で歩いた場合に足を切ってしまったり、尖った部分が刺さってしまいます。
このままの状態が放置されると、ダメージが広がり危険ヵ所が増えてしまう可能性もあります。
そのため、特に劣化している場所を取り除きます。

床の劣化ヵ所を取り除くのが張替え、床表面を削るのが研磨、白木になった床を保護するのが塗装です。

まずは、床を張替え、研磨していきます。
研磨を行うことで、フローリングの表面の汚れが取り除かれ、白木の状態に戻ります。
その後、塗装を行います。
ウレタン塗装は、床面を保護し、美観を向上さます。
また、保護膜を形成し、耐久性や防汚性を向上させます。

最後に

黒ずんでしまったフローリング、染みができてしまったフローリング、重度の状態でなければ再生可能です。
大切な床や思入れのある床を甦らしたい、そういった方は、ご相談ください。
床研磨のプロフェッショナルチームが対応します。