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アメリカンフットボールの歴史とは
ここではアメリカンフットボールの歴史について見ていきます。
アメリカンフットボールとは、その名の通りアメリカ発祥の団体球技で、楕円形のボールを用いてチーム対チームで得点を競い合う球技です。
日本ではアメフトの通称で多くの人達に知られています。
歴史の始まりはアメリカの大学
アメリカに初めて英国のフットボールが伝わったとされているのは、1867年とされています。
この英国のフットボールを最初に取り入れたのはプリンストン大学で、当初はサッカールールでゲームは楽しまれていました。
また、フィールドプレーヤーの数は1チーム25人で形成されていたようです。
その後、プリンストン大学に続いてラトガーズ大学でも始められます。
この時のルールも同じくサッカータイプのフットボールでしたが、プリンストン大学とは多少ルールが異なっていたそうです。
また、アメリカの最初に行われた大学対抗試合では、1869年にニュージャージー州のニューブランズウィックで、プリンストン大学対ラトガーズ大学で対抗試合が行われました。
試合は1チーム25人のプレーヤーによるゲームで、キックかヘディングによりゴール数を競い、先に6点取った方が勝ちというゲームだったことが、記録に残されています。
しかしこの時点ではまだ、現行ルールとは大きく異なり、ボールは丸いサッカーボールで試合は行われ、ボールを持って走ったり、投げたりすることは、認められていませんでした。
その後1873年に、ルールを基準化するために、コロンビア大学、プリンストン大学、ラトガーズ大学、エール大学、これら4つの大学から成る「インターカレッジエイト・フットボール・アソシエーション」が作られました。
しかし一方で、ハーバード大学はこのグループに参加することを拒否し、他の相手を求めてカナダのモントリオールのマギル大学からの挑戦を受け、1874年にラグビールールで試合を行います。
その後も2校は、ラグビールールの下で、1874年から1875年にかけてシリーズ戦を行いました。
このラグビータイプのゲームはまもなく他の学校にも流行り始め、その後十年でアメリカンフットボール特有のゲーム形式が発展して行きました。
そしてアメリカンフットボールは、大学のスポーツとして一気にメジャースポーツとなり、現在のアメフト人気に繋がったわけです。