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新体操はいつ始まった!?
みなさん、こんにちはコートラインプロの堀内です。
本日はスポーツの歴史シリーズです。
いろんなスポーツがあるけど、意外にスポーツの歴史って知らないですよね!
今回は新体操の歴史をご紹介します。
新体操はロープ(縄)、フープ(輪)、ボール、クラブ(こん棒)、リボンの5種目からなる体操競技です。
これまでの徒手体操(エアロビクスのような道具や器械を使わない体操)と道具を扱う手具体操を組み合わせ モダンやクラシックバレエの要素を加えたものが新体操になります。
13m×13m四方のフロアマットの中で音楽に合わせた演技を披露し芸術性や体操技術を競います。
新体操のルーツとしては20世紀初めのロシアのクラシックバレエや 1920年代のドイツが発祥とされるModern Gymnastic(現代体操)が挙げられます。
ドイツの教育者、フリードリッヒ・ルートヴィヒ・ヤーンが体操教室を各地に作ったことで体操だけでなく新体操というジャンルも形作られていったと言われています。
新体操が本格的に発展したのは第二次世界大戦以降と言われています。
1950年の世界体操選手権の際に新体操が初めて女子体操競技の一つとして行われます。
1954年に正式にロープ・リング・ボール・リボンの4種類と決められました。
のちにクラブ(こん棒)も新体操の種目として追加されます。
新体操の世界選手権は1963年にブダペストで初めて開催されました。
オリンピックでは1984年のロサンゼルス大会より新体操が正式種目となっています。
1996年のアトランタ大会から新体操の団体競技も正式種目になりました。
日本では1968年の全日本学生選手権で初めて新体操の個人競技が行われ、 これをきっかけに「新体操」という言葉が広まり始めました。
海外での新体操を意味する名称もModern Gymnasticから1973年に「Mordern rythmic Gymnastic」となり今では「Rhythmic Sports Gymnastics(R.S.G)」という名称に移り変わり統一されるようになりました。
辞書などで新体操と調べると「Rhythmic Gymnastics」と表示されることもあります。
日本では男子の新体操をテーマにした『タンブリング』というドラマが放送されるなど 男子にも新体操が浸透していますが世界的には女性のスポーツとされています。
オリンピックでも新体操競技は女子のみになっており、男子の種目は実施されません。