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天野裕士
【資格】木製床管理者/体育施設管理士/有機溶剤など 【仕事】床職人及び管理を行っている。公共施設の床工事を数多く手掛けてきた。【お客さまへの想い】適切なスポーツフロアメンテナンスを広めていくことに使命を感じ自身で想いを込めた小冊子を作成。 【本人より】スポーツフロアのお困りごとお任せください!!

小学校フローリング直貼り・サンダー掛けポリウレタン塗装について

事務hori

みなさん、こんにちは、コートラインプロの堀です。
コートラインプロでは、スポーツフロアや器具の工事のこと、施設や器具のメンテナンスのこと、スポーツ競技のことなどの記事を随時更新しています。今後も改善を重ねより分かりやすいサイトを目指します。

天野裕士
天野

具体的にどんなことかと言えば、例えば、体育館スポーツフロアーのメンテナンスにはどのような用品を使えば良いか!スポーツフロアがどれ位痛んでいたら、どのような工事が必要になるかなどを掲載しています。またお客さまからご要望の多い質問何かもQ&A方式で回答しています。

施工場所 学校施設(体育室及び教室)床
施工内容 フローリングボード直貼り・体育室フローリング特殊貼り・フローリング研磨・ポリウレタン樹脂塗装
目的 小学校の新築
施工経緯 お客さまからのご依頼

小学校フローリング直貼り・サンダー掛けポリウレタン塗装のようす

こんにちは、コートラインプロの天野です。

本日は小学校の体育室及び教室にフローリングの特殊張りとフローリング直貼り、フローリング研磨塗装に来ています。
まずは、フローリング張りを行っていきます。

今回、採用していただいたフローリングはカバの複合フローリングボードになります。
教室の直貼りの方は積層フローリングになります。

材工にてお請けしている現場になります。
フローリング張りに4日、研磨塗装に5日の工期をもらっています。

フローリング張りは、フローリング職人一筋の親方です。

弊社に16才に入り、現在27年目を迎えます。
ベテラン職人になります。

この親方、見習いのうちに、さまざまな親方に出会い腕を磨いてきました。
そのため、仕上がりの綺麗さとスピードには定評があります。

1日の貼りあげる㎡数は、直貼りフローリングであれば軽く100㎡、根太張りでも80㎡、マンションでも70㎡はこなします。
もちろん職人さん同士の兼ね合い、デザイン性、フローリングの種類によって増減はしますが、フローリング職人の中では群を抜いている方です。

張り方向の交わり箇所は5mm巾開けます。
左下の写真のくさびは、フローリングを張りつけるボンドが乾くまで差し込んでおきます。

人の出入りによっては隙間が開いてしまうからです。
乾いた後、シーリング材を打ち伸びの緩衝部分とします。

場所によって斜めな場所や柱があったりしましたが、さすが親方、切り込みもバッチリです。

体育室と教室のフローリングを貼って完了です。
後日、床研磨塗装工事を行っていきます。

まだ、張って1日しか経っていないフローリングです。
このフローリングを研磨にて削っていきます。

ダボも削られ水平になっていきます。さらに細かな番手にして削り上げていきます。

荒掛け・中掛け・仕上げ掛け・ポリッシャー研磨を行うことで、地肌がきめ細かくなっていきます。
研磨完了後に、ポリウレタン樹脂塗料を行い仕上げていきます。

ポリウレタン樹脂塗料下塗り・ポリウレタン樹脂塗料中塗り・ポリウレタン樹脂塗料仕上げ塗りと塗り工程を行っていきます。

ポリウレタン樹脂塗料下塗りの状況です。
均一になるように塗布していきます。

ポリウレタン樹脂塗料中塗りのようすです。
施工は、床研磨塗装の親方です。

まだ、昭和の公共施設の建設ラッシュのころから努めていただいている方です。
研磨も塗装も早くてうまいです。

何か吉野家のようなフレーズになってしまいました・・・(;´・ω・)
昭和の公共施設の建設ラッシュの時代には、床工事という括りだけでも効率を考え分業化されていました。

そのため、弊社では床研磨+ウレタン中塗りまで・コートライン引き+ウレタン仕上げ塗り・各種フローリング張り・床下地工事と職人さんに得意な分野の施工をお願いしていました。
この頃に床研磨塗装を仕切っていただいていた親方なのです。

今でも、若手に負けず頑張ってくれています。
今回の施工レポートではコートラインプロの職人模様を交えお伝えしてみました。
体育館の床下地工事・フローリング張り・床研磨塗装(フローリングサンディング)・各種スポーツ競技用コートライン引きのことなら、私たちにお任せください。