- なんだそれ!本物のサーキットをママチャリで競う大会がある - 2018/11/02
- 第4回 TOKYO八峰マウンテントレイルについて - 2018/10/29
- 立川シティハーフマラソン2019について - 2018/10/26
- 千葉市内中学校屋内運動場床改修工事 - 2018/10/16
- 目黒区保育園遊戯室床改修工事 - 2018/10/16
インターハイ2020年問題とは!?
毎年、夏に行われるインターハイが2020年は開催されないかもしれないって本当?
その年は知ってるように、東京オリンピック・パラリンピックが開かれるんだけど宿泊施設等の問題があって、一部の競技を開催地以外でしなければならず、そのための費用がものすごくかかるっていう話なんだ。
インターハイとは毎年夏に行われている高校生の全国大会です。
全国各地から6000校,3万6000人以上の選手・監督・コーチが集まり高校NO1を決める戦いです。
この熱き大会がきっかけとなって世界に羽ばたいた選手も数多くいます。
しかし、東京オリンピックが開催される2020年インターハイは大きな課題に直面しています。
インターハイはこれまで各地域ごとに開催されており2020年は北関東地域で開催される予定です。
しかし、例年の開催時期に行うと東京オリンピックと重なってしまうので東京オリンピックが閉会しパラリンピックが開催されるまでの間に行う予定であります。
それでも、オリンピックの片付けやパラリンピックの準備のため使える会場が少なくさらに東京近郊のため宿泊施設が少ないなどの多くの課題が残っています。
そこで、2020年のインターハイの競技19種目(30競技中)は北関東地域ではなく全国各地で分散して行うことが決定されました。
ここで問題になってくることは大会にかかる経費であり、開催地域が分散されることでこれまで以上に経費がかかってしまいます。
また、従来からの基本であった開催地域からの補助金なども分散させる関係上多くは望めません。
なので、高体連が主体となって資金集めを行いなんとか開催経費を確保する必要が出てきてしまいました。
しかし7億円ともいわれる開催資金を高体連だけでまかなうことはできません。
多くの人に現状を知ってもらうのと同時に寄付を募っています。
これが、2020インターハイ特別基金です。
インターハイは高校NO1を決める大会であり、多くの高校生アスリートたちが全国制覇を夢目て日夜厳しい練習を行っています。
インターハイがなくなってしまうと目標がなくなるどころか、2,020年に3年生になる生徒(今の中学校3年)には全国制覇という目標が叶えたくても叶えられないという問題に直面しています。
その原因が多くの高校生アスリートたちが夢見ているオリンピックが原因だなんて非常に皮肉な状態です。
なんとかしてすべての競技を注視にすることなくインターハイを開催し全国制覇の機会を与えてあげることが何よりものスポーツ振興であります。
2020年までに7億円を集めなければ史上初のインターハイ開催中止になってしまうかもしれません。