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自宅でスポーツを楽しんでいる方は多いと思います。
道路に飛び出したボールを取りに行ったときに、お子さんが車と接触しそうになるのでいつもヒヤヒヤしている!慌てて飛び出して転んでけがをしてしまった!
そんな親御さんにおすすめしたいのは、防球ネットです。防球ネットといえば、体育館でおなじみですが、安全のために導入するご家庭が増えているんです!もちろんご近所さんへの配慮にもなりますね。
ここでは防球ネットを導入するメリット、種類や選び方、価格や自作方法などお役立ち情報をご紹介します。
目次
防球ネット施工に必要な費用とは
弊社で防球ネットを施工した場合はこのぐらいで施工できます。ただし、ネットの高さや広さにより大きく異なるためあくまでざっくりとした目安です。
施工方法 | 価格 |
自宅と隣のお家との境に一面ネットをつけた場合(芝) | 15万円程度 |
自宅の周りをコの字に囲うようにネットをつけた場合(芝) | 30万円程度 |
※この表は地面が芝の場合です。コンクリートの場合は工程が増えるため、別途費用がかかります。
詳しい価格は以下の通りです。
うちの場合はいくらかかるんだろう?と気になった方は、ぜひお問い合わせください。
ネット高 | 価格 |
5m | ¥39,980/m |
10m | ¥89,000/m |
15m | ¥178,000/m |
防球ネットを使うメリット
2.練習の効率化
3.どこでも使用できる
4.フェンスと比べると低コスト
1.ボールによる被害を抑えることができる
ボールを使ったスポーツによる事故やケガは起きないのが望ましいですが、思いがけず起きてしまうこともあります。ボールが人に当たった、場外のボールを追いかけたときに転倒または人や車と接触などです。
2.練習の効率化
広い場所で練習していると、ボールがあちこちに散らばり、拾いに行くのは結構な手間だし、時間がもったいないですよね。防球ネットがあれば効率よく練習ができます。
3.どこでも使用できる
防球ネットは場所を選ばず設置できるのもメリットです。支柱をたててネットを張る、またはカーテンのように吊るす方法もあります。取り外しや移動が簡単な取り付け方もあり、利用しやすいことが大きな特徴です。
4.フェンスと比べると低コスト
屋外でスポーツをする場合では、ボールの対策としてフェンスがよく設置されています。防球ネットはフェンスより設置コストが抑えられ、工期も短いです。また、スポーツをやっている期間だけ簡易的なボール対策をしたい場合でも、防球ネットのほうが軽く、楽に設置できます。
防球ネットの種類と選び方
用途に合わせた最適なタイプを見つけるには次の3つのことを目安に選びましょう。
2.編み方
3.カラー
網目サイズ
ボール種類 | 直径 | 適応サイズ |
ゴルフボール | 4~4.2cm | 25mm以下 |
卓球ボール | 4.2cm | 25mm |
テニスボール | 6.5~6.9cm | 37.5mm |
野球ボール | 6.4~7.5cm | 37.5mm以下 |
ソフトボール | 8.5~9.7cm | 37.5mm |
ハンドボール | 18~19cm | 50~100mm |
サッカーボール | 19~22cm | 100mm |
フットサルボール | 20cm | 100mm |
バレーボール | 20~21cm | 100mm |
バスケットボール | 24.5cm | 100mm |
Point!
防球ネットはボールの大きさに合わせた網目のネットを選びましょう。網目のサイズが大きいとボールがぬけてしまう可能性があります。ネットのサイズはや強度は購入後に活用できるかどうかを左右するポイントです。
ゴルフボールは、25mmより小さい網目を選ぶと視界が悪くなりますが強度が上がります。
ボールがあたりやすく切れやすい箇所には、網目サイズの異なるネットを利用することで、より長持ちさせるという方法もあります。
編み方
2種類の編み方があります。
(左)無結節 (右)有結節
参考 株式会社カスミ
この2つの違いは糸の交差している部分に結び目があるかないかということです。
有結節は結び目があるため衝撃を吸収しやすく、強度があります。野球などの強い衝撃を受ける場面で多く使用されています。
無結節はたるみが少ないので張りがよく、カラーバリエーションも豊富です。風通しがよく、テニスコートや運動場、自宅の庭の防球ネットなど様々な場所で利用されています。
カラー
防球ネットといえばグリーンというイメージがありますが、ブラック、グレー、ブラウン、ホワイト、シルバー、ブルーなど周囲に馴染みやすい色も展開しています。ご使用される場所のイメージに合わせて検討してみてください。
参考 株式会社カスミ https://kasumi-net.co.jp/pages/25/
防球ネットの設置とメンテナンス
防球ネットの設置
防球ネットの設置は業者に依頼するのが一般的です。ネット本体はインターネットなどで購入することができます。設置場所とのサイズに過不足がないよう、縦横のサイズをしっかり確認しましょう。欲しいサイズや形に合わせてオーダーメイドすることも可能です。
自作して設置することも可能ですが、それについては後ほど紹介します。
寸法が合わなかったり、設置してみたら強度が足りないなど思ったように仕上がらないということもあります。また、万が一パイプが倒れてけが人がでたら大変なことになりますので、基礎をしっかりするなど、安全に施工してください。そういう作業に慣れている方ならいいですが、そうでなければ防球ネットの専門業者に頼んだ方が無難です。
体育館用はオーダーメイドですが、購入後に設置ができず、業者に依頼したら高くなってしまったということにならないよう、専門の業者に依頼しましょう。
メンテナンス
防球ネットは施工後も定期的なメンテナンスが必要です。ネットに破損などがないか、定期的にチェックするよう心がけましょう。
ちょっとした切断の場合は自分で結べばとりあえずの応急処置になります。しかし、それ以上ひどくならないようにしないといけません。許容範囲を超えてしまったり、損傷個所が多い場合は業者へお願いしましょう。
その際に気になるのは価格かと思います。それは百あれば百通りの状態で、費用を算出するためにはどのような工事が必要になるのかを判断しないといけません。編み直すのであれば編み方によっても違うし、部分的に張り替えるのか、ネット全体の交換なのか、またネット開閉メンテナンスの有無など状況により大きく異なります。
気になったら一度ご相談していただければ、ご予算や要望に沿ったご提案をいたします。
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施工事例
自作防球ネットの作り方
少しでもお安く防球ネットが作りたい方は、自作という方法もあります。
今回は軽くて加工しやすいイレクターパイプを使った防球ネットの作り方をご紹介します。
イレクターパイプでも単管パイプでも基本的な作り方は同じです。材料が少し異なります。簡単な設計図を書いてから、材料を調達することをおすすめします。
なお、高い場所の作業もありますので十分に注意して行ってください。
イレクターパイプ
ジョイント
防球ネット
接着剤
※数量は寸法により異なるため省略
バスケ用の場合は、バスケットゴールよりも高くネットを張るように設計しましょう。
1.パイプのベースを置く。
2.イレクターパイプをベースのブロックにさしていき、ジョイントを入れる。下段、中段を組む。
3.ジョイントの位置を均一にするため、テープで仮止めする。下段が組めたら、ジョイントのすき間に専用の接着剤を注入する。
4.上段を組む。あらかじめ下で組んでおくと楽。
5.つなげたら中段と上段を接着剤で固定する。
6.穴を掘って半ブロックを置く。
7.長さを測って2でさしたパイプの支えになるよう半ブロックにL字のパイプをさし、接着剤で固定する。
8.モルタルを作る。
9.半ブロックとパイプを固定するため9で作ったモルタルを半ブロックの穴に流し込む。
10.接着剤が乾いたら、ネットをかける。上だけ仮止めをする。
11.仮止めを外して本締め。ネットがピンと張るように。
12.ネットの端をロープまたは結束バンドなどで固定する。
完成したら、ぐらつき、がたつきがないかしっかり確認しましょう!
8~10の工程を省略する場合は、一番始めのブロックを土を掘ってから埋めると強度がでます。
まとめ
この記事では防球ネットの種類・選び方からDIYでの作り方までご紹介しました。
要点をまとめると、以下の通り。
用途に合った最適なタイプを見つけるには、網目サイズ、編み方、カラー、この3つに着目して選ぶことがポイントです。ぜひこのポイントをおさえて防球ネットを設置してみてください。
最近は防球ネットのお問合せが増えてきています。
近隣への配慮の意識が足りていないと、ご近所トラブルになることも。また安全対策を怠るとけがにつながります。楽しく安全にスポーツをするために防球ネットは適切に設置してください。メンテナンスもお忘れなく。
コートラインプロでは個人宅だけではなく、スポーツ施設、スポーツクラブ、大学・高校・小中学校・幼稚園の運動場や体育館などの納入実績も多数あります。サイズでのカットの販売から設置まで可能です。お気軽にお問い合わせください。