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点検口を後から設置工事の内容
体育館や教室の床がぷかぷかしたり、歪んだりしていて、床下を点検できる方法があればいいなぁって考えている方も居ると思います。
今回の施工事例も、そういった例で、点検口を取り付けました。
施工場所 | 学校施設(教室床) |
施工内容 | 教室床工事・無垢フローリング部分張り替え及び点検口取り付け |
目的 | 床下を点検するための点検口を設置する |
施工経緯 | お客さまからのご依頼 |
教室床工事・無垢フローリング部分張り替え及び点検口取り付けのようす
床の点検口は、床下の点検をするために、床下に潜っての施工を可能にするために、あると便利です。
ただ、床下のスペースが低すぎると、点検口を設置しても役に立ちません。
そのため、まずは床高があるのか確認する必要があります。確認は、図面で行うか、換気口の隙間などにメジャーなどを差し込んで行います。
また、外の換気口や床下を確認すれば分かることもあります。
その他では、業者さんに見てもらう事で分かることがあります。
床の点検口があれば、床鳴りや床のきしみ、床のレベルなどを直すことができます。
ただし、床下で移動が出来る事が前提となります。稀ですが、床下に換気用ダクトや配管などが入っていることがあるからです。
点検口を設置する
点検口を設置するためには、まず床をカットしなければなりません。
この際、大きくカットしすぎてしまうと、他の部分まで直さなければならなくなります。注意が必要です。
カットしたら、束を追加しなければなりません。
もともと、合板と床材で強度が保たれていたのに、穴を開けることで強度が無くなってしまうからです。
適切な束を適切な本数加工し、床に設置します。
その後、点検口の外枠のサイズにカットして、設置します。通常はビズなどで打ち込みます。
点検口の蓋については、様々な製品があるので一概にはいえませんが、床材を張る仕様の物は床材を張ります。
隙間は2.5mmのものや15㎜のものがあり、前者はフロアタイル、後者はフローリングを張ることが可能です。
設置する場所に合わせて性能を選びましょう。