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Official Basketball Rules 2010

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Official Basketball Rules 2010

(FIVAの主な公式大会「Level 1」では、2010年男女世界選手後、2010年10月1日より施行) (FIVAの主な公式大会以外あるいは各国内の主な大会では、ロンドンオリンピック後、2012年10月1日より施行)

1.制限区域

制限区域の形と大きさが変更される。
形は台形ではなく、長方形となる。 バスケットからフリースロー・ラインまでの距離、フロースリー・ライン自体の長さは現行のままである。

条文の規定:

制限区域 制限区域は、次のラインで区画された長方形の部分を言う[(2),(3)はラインを含む]。

(1) エンド・ライン
(2) フリースロー・ラインおよびフリースロー・ラインを延長したライン
(3) エンド・ラインの中央から左右2.45mの点からフリースロー・ラインを延長したラインとの交点まで、エンド・ラインと直角に描かれた2本の直線(寸法はラインの外側までとする)

2.スリー・ポイント・ライン/スリー・ポイント・エリア

バスケット中心からスリー・ポイント・ラインの外側の縁まで距離が50(㎝)延長され、6,75(m)に変更される。 コート自体の大きさは現行のままである

条文の規定:

ツー・ポイント/スリー・ポイント・フィールド・ゴール・エリア
1チームのツー・ポイント・フィールド・ゴール・エリア(以下,ツー・ポイント・エリアという)とは、相手チームのバスケットに近い、次に示すラインで区画された(ラインを含む)コートの部分をいう
(1) 外側の縁までの距離がサイド・ラインの内側の縁から0.90mとなるようにエンド・ラインと直角に描かれた2本の平行な直線
(2)(1)のライン(直線)との交点まで描いた相手チームのバスケットの真下を中心とする円周の外側までが半径6.75㎝の半円の1部
(4)(1),(2)で表されるラインをスリー・ポイント・ラインという。

1チームのスリー・ポイント・フィールド・ゴール・エリア(以下,スリーポイント・エリアという)とは,コートのツー・ポイント・エリアを除いた部分をいう。

3.スロー・イン・サイド・ライン

オフィシャルズ・テーブルの反対側のサイド・ラインに,コートの外側に向かって直角に、あらたに短いラインを描くことになる。 このラインを描く位置は、エンド・ラインの内側の縁から8.325(m)のところとする(これは、あらたなスリー・ポイント・ラインの頂点の位置と一致するところである)。

第4ピリオドまたは各延長時限の最後の2分間にタイム・アウトが認められ,タイム・アウトを認められたチームのバック・コートから,そのチームのフロント・コートの「スロー・イン・サイド・ライン」の位置からスロー・インをすることに変更される。

条文の規定:

スロー・イン・サイドライン
オフィシャルズ・テーブルから遠いほうのサイド・ラインに,コートの外側に向かってサイド・ラインと直角に短いラインを描く、このラインをスロー・イン・サイド・ラインという。
(1)ラインを描く位置は、エンド・ラインの内側の縁から8.325(m)のところとすろ(これは、スロー・ポイント・ラインの頂点の位置と一致するところである)。
(2) ラインの長さは、サイド・ラインの外側の縁から15㎝

4.ノー・チャージ・セミサークル

相手チームのバスケットの真下を中心とする円周の内側までが半径1.25㎝の半円を、あらたにコート内に描くことになる。
この半円を「ノー・チャージ・セミサク―ル」とよぶこととする(図2参照)。
防御側プレイヤーがノー・チャージ・セミサークル内にいたときは、たとえ触れ合いの責任が攻撃側プレイヤーにあったとしても、その攻撃側プレイヤーにチャージングのパーソナル・ファウルが宣せられることはない。
チャージング以外のファウルについては、すべてのファウルが防御側プレイヤーと同様に攻撃側プレイヤーにも適用される。

条文の規定:

ノー・チャージ・セミサークル
ノー・チャージ・セミサク―ルとは、制限区域内に描かれた、次に示すラインをいう。
(1) バスケットの真下を中心とする円周の内側までが半径1.25mの半円と、その端をサイド・ラインと平行エンド・ラインの内側の縁から1.2mの位置まで延長ライン(ラインの端はバックボードの表面の位置と一致する)
(2) エンド・ラインの内側の縁から半円の中心までの距離は1.575mとする。

5.24秒ルール

フロント・コートでスロー・インのボールが与えられるときに24秒計がリセットされるケースが、あらたに「リセットされずに継続してはかるケース」、「14秒にリセットされるケース」に分類されることになる。

現行の規則で継続してはかることになっているケースについて、あるいは攻撃側チームが自チームのバック・コートからスロー・インを行う場合で24秒計がリセットされるケースについては、従来のとおりで変更はない。

攻撃側チームが自チームのフロント・コートでスロー・インのボールが与えられる場合で24秒計がリセットされるケースについては、次の2つのケースに分類される。

① 24秒計の残り時間の表示が14秒以上であったとき、24秒計はリセットされず、残りの時間を継続してはかる。

② 24秒計の残り時間の表示が13秒以下であったときは、24秒計は14秒にリセットされる。 以上

 

 



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