スポーツフロアの劣化や不具合はケガや事故の原因と共に、競技にも支障をきたします。
また、床金具や金具基礎・伸縮目地などは特に傷みやすい部分です。
不具合等ある場合は早急に対処したほうが良いでしょう。

1. 割れ・ささくれ補修

ささくれによる身体への損傷の危険があります。
わずかな場合には、接着剤での補修も可能ですが、大きな箇所は部分的に張り替える必要があります。

2. 木栓（ダボ）の浮き補修
木栓（ダボ）が浮いたり抜けたりしている場合、転倒事故の原因となります。
木栓（ダボ）自体の接着不良が原因でしたら、いったん抜き取り、接着剤をつけて再度打ち込みます。

3. 床金具の浮き

床金具の変形、床板の損傷、床下部の変形などが考えられます。
浮き上がりが生じた場合は、テープを貼るなどの応急処置をしたのち速やかな補修が必要です。

また、上記以外にもこのような場合には、フローリングを部分的に張り替える必要があります。
　・反り、浮き、割れ
　・表面の傷、変色
　・床鳴り

劣化や不具合が生じた場合には、その状況に応じた補修・改修を行なう必要があります。
劣化や不具合の度合いが小さければ簡単な補修工事により修復することが可能ですが、劣化がかなり進行している場合や不具合の度合いが大きい場合には、大規模な改修工事が必要となります。
従って劣化や不具合は早期に発見して、できるだけ早く対策を施す必要があります。
どのような補修・改修工事が必要かは、ご相談ください。