スポ女チエ

コートラインプロではプールの改修工事も行っているんだよ。

ツカサ

長年使っていると、見えない部分が劣化する事がよくあるんだ。
劣化部分は放置しないで、こまめに改修すると長く保つ事ができるよ。

1983年プール改修塗装工事『鋼板プール改修塗装事例』

施工地域 長野県
施工場所 学校プール
施工内容 プールを再生塗装
目的 プールをメンテナンスしてより良い状態に

1983年(昭和58年)のプール改修塗装のようすです。

プール施設は1980年までの、高度成長期に年間1000件以上のペースで建設されていました。
いわゆる、プールの建設ラッシュです。

その時代から30年以上経ち、学校プール・民間プールの多くのプール施設が老朽化しています。
今後、部分的な改修だけでなく抜本的な老朽化対策が必要になっていきます。

私たちのプール塗装の歴史は古く、創業から体育施設関連の工事を行う中、プール塗装も依頼されるようになっていきました。
そのため、プールの部分修繕や躯体の修繕、プールの改修塗装において数多くの実績があります。

コートラインプロでは、プールをより良くするためのお手伝いをしています。
それでは、懐かしいプール塗装の写真ご覧ください。

プライマー塗布状況

躯体は鋼板プールになります。今では少ない躯体です。

鋼板用プライマーは、エポキシ―ポリアミド系です。
防錆顔料とエポキシ樹脂の付着力によって抜群の防錆力を発揮します。写真はプライマーを塗っているようすです。

同じくプライマーを塗っているようすです。

全体に下塗り用プライマーを塗布しました。プライマーの塗布完了です。

この後中塗りを行います。

中塗り完了

中塗り完了後の写真です

仕上げ塗り

仕上げの塗装を行っていきます。仕上げは2回塗ってプールのコースラインを描いていきます

コースライン塗装

コースラインの塗装をして仕上げます。コースラインは選手にとっての目印となるため、見やすい色を選ぶことがおススメです。

1986年プール改修塗装工事のようす『モルタルプール改修事例』

施工地域 長野県
施工場所 学校モルタルプール
施工内容 モルタルプールをライニングにて再生塗装
目的 プールをメンテナンスしてより良い状態に

1986年(昭和61年)のプール改修塗装のようすです。

躯体はモルタルです。この頃はまだ多くのプールにモルタル躯体が採用されていました。
経年によりクラックやモルタル内部が損傷していきます。

部分的な突起化などで底面や壁面が危険な状態になります。
FREライニング工法は、補強材のアラミドクロス、ガラスクロスを用いてエポキシ樹脂で積層し、プールの中に1枚のプラスチック板をしきつめた状態を作り出す工法です。

塗膜厚も厚く、一般的な塗装と比べ約10倍~15倍の厚みがつくことで、優れた耐久性防水層が得られます。
それでは、懐かしい昭和の工事、プール塗装の写真ご覧ください。

プール躯体のクラック部を補修した後です。
この後、FREライニングを行っていきます。補強材にガラスクロスを用いてエポキシ樹脂で積層し、硬化後平滑にします。

ガラスクロスライニング前もガラスクロスライニング後においても下地処理を丁寧に行う必要があります。

ガラスクロスライニングを行っているようすです。このガラスクロスが塗膜の強度を高めます。

プールコート、中塗りと上塗りを行っていきます。

ライン塗装を行って完成となります。

1987年プールサイドエポキシ樹脂注入工事『プール部分改修事例』

施工地域 長野県
施工場所 長野市運動公園飛び込みプール
施工内容 飛び込みプール改修工事
目的 モルタルプールのコーピングのクラックの劣化と強度を改修

劣化したモルタルプールの強度を回復するためにエポキシ樹脂を注入する工事です。

モルタルの空洞ヵ所を打音検査にて特定していきます。
空洞であればエポキシの注入で済みますが、モルタルの一部が躯体より剥落するほどの劣化である場合には一度、はつって、再度躯体を形成します。

その後、塗装を行うことが一般的です。

コートラインプロでは、プールの躯体を問わず改修を行ってきました。
プールの改修や塗り替えについて、まずはご相談ください。

打音検査のようすです。

モルタルにエポキシを注入するための穴を開けていきます。

痛んだ部分にはモルタルにて補修を行います。

プール本体の周辺部のコーティングやプールのコーティングは水が直接塗膜の表面に触れるというプールならではの過去な条件を耐えなければなりません。
躯体修繕後、プール用塗料にて塗装を行っていきます。

プールFREライニング改修工事のようすです『モルタルプールFREライニング改修事例』

施工地域 長野県麻績村
施工場所 麻績小学校プール
施工内容 プール塗装改修「FREライニング工法」
目的 モルタルプール躯体修繕及び再塗装を行い強度を回復する
施工経緯 お客さまからのご依頼

懐かしいですね。写真は1987年の5月に手掛けたプール改修工事のようすになります。
ちなみに1987年は昭和62年になります。

弊社のプール塗装は昭和40年代後半~昭和50年はじめに掛けて確立されていきました。
施工前のモルタルプールです。

最近は、FRPプールやステンレスプールが主流となり、新設時には見かけなくなりましたが、既存プールにはまだまだ、残っています。
モルタルプールは経年劣化により、クラックが発生します!

そのため、躯体からモルタルの一部が剥がれてしまう可能性があります。
そうならないためにも、早めに躯体の強度を回復させなければなりません。

モルタルの浮き箇所にエポキシ樹脂の低圧注入を行います。またモルタルクラック部においても補修を施します。
その後、下地調整である高圧洗浄およびケレンを行いガラスクロスをライニングしていきます。

あちらこちらに、モルタル躯体のクラックが見受けられます。
結構なクラックです。

施工前にプール全体を写した写真になります。

クラック面に対しカットを施しています。補修材がしっかりと密着するようにカットします。

エポキシ樹脂の低圧注入を行っています。
空洞箇所に向け、しっかりと注入を行っていきます。

ガラスクロスに樹脂に塗っていくことで強固な塗膜が出来上がります。
固さと柔軟さを兼ね備えた、FREライニング工法は、躯体の動きにも追従します。

一人がガラスクロスを敷き、一人が樹脂を塗っていきます。

ジョイント部もしっかりと重ねて施工を行っていきます。
段々とモルタル部が隠れて、FEP層が出来上がっています。

下塗りの完成です。ガラスクロスが敷き詰められ、FRP層ができあがりました。

完成写真が無かったので、完成に近い写真を載せています。