テニス(硬式テニス)のルール

ニスコートの寸法及び規格

ニスコートの寸法

テニスコートの寸法
シングルスコート 縦 23.770m × 横 8.230m
ダブルスコート  縦 23.770m × 横 10.970m
ライン寸法は、すべてラインの外側から測る。

コート周辺のスペース

公式試合の場合、コート周辺のスペースはベースラインから後方に 6.40m以上、サイドラインから横に 3.66m(コート間も同様に 3.66m)以上とする。
国際試合や国体などの主要な公式試合などで、ラインアンパイアを配置する場合、ベースラインから後方に 8.00m以上、サイドラインから横に 5.00m以上、コート間隔は 5.00m以上のスペースを設けることが望ましい。
コート周辺のスペース

ニスコートの方位

特に規定はないが、テニスコートの方位は、屋外コートの場合、太陽光線を考慮して南北方向を基準に長軸を取り、若干北西~南東に振るように計画することが最も良いとされている。

ニスコートの勾配

コートは水平であることを要する。やむなく排水勾配を取る場合には、排水の効果を考慮した最低限度の片勾配にすることが望ましい。
勾配は 0.3%~0.5%程度を基準として、次の優先順位に従うものとする。
1) 一方のサイドラインから他方のサイドラインへ(横方向)
2) 一方のベースラインから他方のベースラインへ(縦方向)
3) 一つのコーナーから対角のコーナーへ(斜め方向)
ネットの線を中心に両ベースラインに向かって勾配をとることは、ネットの高さが際より高くなったり低くなったりするので、このような勾配のとりかたはしない。

ライン

ニスコートのサービスセンターラインおよびセンターマークをのぞくラインの幅は、2.5cm以上 5cm以下とし、ベースラインのみは、その幅を最大 10cmまで太くしてもよい。
サービスセンターラインの幅は 5cmとする。
各ラインの名称は次のとおり。
ライン

ライン名称 上図における
ラインの位置
長さ
サイドライン AC・BD 23.77m (78フィート)
ベースライン AB・CD 10.97m (36フィート) 8.23m(27フィート)
サービスサイドライン EG・FH 12.80m (42フィート)
サービスライン EF・GH 8.23m (27フィート)
サービスセンターライン MN 12.80m (42フィート)
センターマーク S, R ベースラインの内側のはしから内側へ 10cm

センターマークセンターマークは、ベースラインから内側へ長さ 10cm、幅 5cmで、ベースラインと直角に設ける。
また、センターマークとベースラインの寸法のとり方の基準は右図に示すように、センターマークの外側はベースラインの内側に接する。
コートの寸法は、すべてラインの外側まで測るものとし、ラインはすべて同じ色で、コートサーフェスの色とはっきり違ったものとする。

国内ルール・国際ルールの違い

両者に違いは見られない。
国際ルールは「国際テニスルール」(国際テニス連盟発行)の規定に従うことになっており、施設に関しては「テニスコートの大きさ」と「付帯施設」についての規定が示されているが、国内ルールは、国際テニスルールの内容を受けたルールブック「テニスルールブック」(公益財団法人 日本テニス協会発行)の規定にしたがっているので、両者に違いはみられない。

サーフェスの材質

ニスコートの材質の選定および性能に関しての特別な規定はない。
大別すると「クレー系」「全天候型」に分かれ、コートも多様化時代になっている。(「屋外体育施設の建設指針」参照)

競技施設

ネットポスト

一般的に用いられているのは固定式と抜差式で、材質は木製または金属製のものを標準とする。ポストの太さは、一辺の長さ又は直径 15cm以下の角パイプ又は丸パイプとし、ポストの中心はサイドラインの外側から 0.914m(3フィート)の位置に設置する。ポストの高さは、ネットをつるワイヤーの上端がコートのから 1.07mとし、ポストの最上端はワイヤーの上端より 2.5cm以上高くしてはならない。

ニスネット

ネットの長さはシングルスの場合 9.91m、ダブルスの場合 12.65mとする。ネットの下端は全長にわたり地に接し、両ポストに上下いっぱいに密着して張り詰めなければならない。網目はボールが通り抜けない網目とし、強力な打球の衝撃に耐えられねばならない。ネットを張るコードは直径 8mm以下のワイヤーロープで、ネットの上部で両側とも均等に 5cm以上 6.35cm以下の幅の白色のバンドで覆われなければならない。
ニスネットの高さは両端(ポスト部分)でコートから 1.07m、中央部で 0.914m(3フィート)とする。

センターストラップおよび止め金具(センターガイド)

センターストラップは幅 5cm以下の白色の帯でネットの高さを中央部で 0.914m(3フィート)に調整するために取り付けられるものである。
センターストラップを固定させるためにコートの中央部に埋め込むフック付き金具をセンターガイドという。構造等の規定はない。
テニスネット・ポスト・センターストラップ例

シングルス・スティック(シングルポール)

ダブルス・シングルス共用コートでダブルス用ネットを張ってシングルスゲームを行う場合、一辺の長さ又は直径が 7.5cm以下の太さの「シングルス・スティック」と呼ばれる2本のポストでネットの高さを 1.07mの高さに支える。
シングルス・スティックの中心はシングルス・サイドラインの外側 0.914m(3フィート)とし、色は白色または濃いグリーンとする。
尚、シングルス・スティックの高さは、コード上端より 2.5cm以上高くならない。
シングルススティック位置

審判台

審判台の高さは、地から座席まで 182cm~244cmとする。

スコアボード

特に規定はない。

コートベンチ

特に規定はない。

室内コートの高さ

天井の高さは、ネットの真上で 9.14m以上(デ杯ワールドグループでは 12m以上)とする。また、コート後方壁部で 4.87m以上とする。

照明設備

JISに示されているテニスコートの照度基準を次の表に示す。

ニスコートの照明要件 (JIS Z 9127-2011) 注) (1) 均斉度は、最小照度/平均照度を示す。
(2) 観客のいる国際、国内、地域全体又は特定地域における最高水準の運動競技会。最高水準のトレーニング。
(3) 観客のいる地域全体又は特定地域における一般的な運動競技会。高水準のトレーニング。
(4) 観客のいない特定地域の運動競技会、学校体育又はレクリエーション活動。一般のトレーニング。
運動競技区分 維持平均水平照度(Lx)
照明段階(推奨照度の範囲)
均斉度(1) グレア
評価値
平均演色
評価数
Ⅰ(2) 500 (300~750) 0.7以上 50以下 60以上
Ⅱ(3) 300 (200~500) 0.6以上 50以下 60以上
Ⅲ(4) 200 (150~300) 0.5以上 55以下

(注) テニスルールブックによると、デ杯フェド杯ワールドグループは 1200ルックス以上(コートから 1mの高さ)とされている

その他の付帯施設

その他の付帯施設としては次のようなものがあるが、特別な規定はない。
排水施設
給水施設(散水施設、飲用・手洗い用施設)
防球フェンス・遮光ネット
練習ボード(壁打ち)
観客席
その他
観客の通行がプレーの妨げになる場合、バックストップを暗い色のネットなどで覆うなどの対策が必要となる。

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